職員の声

診療放射線技師

インタビュー

仕事内容

体内の様子を画像として捉え、患者様の情報を医師に提供する画像検査をしています。正しい治療を行うためには、正しい診断が必要です。体内の情報を正確に画像にできていないと誤診につながってしまいます。各科の医師が正しい診断ができるように、私たちの科が果たす役割は重要なものだと考えています。

放射線科の強み

当病院では、乳がん検査に力を入れています。都内の中でもこなしている数は一番多いのではないでしょうか。マンモグラフィの施設認定だけでなく、技師一人ひとりが技術認定を取っており、医師も正しく診断するための、読影認定をとっています。レベルの高い乳がん検査を行い、乳がんの患者様を減らすための大きな取り組みを行えていると自負しています。またマンモトーム生検を行っているのも杉並区では当病院だけです。検査数こそ多くはありませんが、マンモトームに使用する装置も導入しています。これは、当病院がこの分野で頭ひとつ抜けている部分だと思います。

放射線科の雰囲気

放射線科の仕事は協力しないとできない仕事が少なくありません。診察は1対1で行うことがほとんどですが、患者様によっては、複数人で対応しなければならない場合もあります。そのため、適切な仕事をするためにはチームワークが大切です。患者様に少しでも良い医療を提供できるよう、皆が同じ方向を目指せるように取り組んでいます。

新人指導でこころがけていること

職員一人ひとりの個性に合わせて指導することです。命に関わる職場ですから、厳しくしなければならない部分は当然あります。しかし、あまり厳しくしすぎると心が折れてしまう場合もあります。相手の反応を見ながら胸中を察し、加減するようにこころがけています。特に新卒の方は、初めて実際の患者様に接することになります。学んだ技術がしっかりと検査に使えているかどうか、目を離さないようにしています。

女性の働きやすさ

現在4人の女性技師がいます。そのうちの3人はそれぞれ2人のお子様がおり、ここ数年間出産育児と仕事を両立しています。欠員が出た場合はお互いにフォローしながら、女性が産前産後の休暇や、育児休暇をとれるように職場でカバーし合っています。私たちが注力しているマンモグラフィは女性が撮影するものなので、女性にとって働きやすい職場づくりは欠かせません。

今後一緒に働く方へメッセージ!

当病院では、マンモグラフィ検査を相当数行ってきたため、非常に多くのノウハウを蓄積しております。そのため、新人の方でも私たちのもとでトレーニングを積むことで、どこにでも通用する技術をマスターできるはずです。技量面だけではなく、コミュニケーションも大切です。患者様に対して良い仕事をするためには、スタッフ同士も仲良くしなければなりません。そのような気配りができる方をお待ちしております。

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