
ごあいさつ

医療の基本は「奉仕」の精神です
▼看護部長のごあいさつ
当病院では患者さんへの奉仕を第一に考えています。この考えはキリスト教の精神に基づいており、キリストの愛を表すものでもあります。
私たちが目指す医療は、体だけでなく心も痛くない医療です。患者さんに快く、気持ちよく治療を受けてもらうことをとても大切にしています。それが患者さんへの奉仕だからです。そして、患者さんに良い奉仕を行うには、まずは一緒に働く仲間に対して同じ気持ちで接することが欠かせません。当病院の職員には、その考えが浸透しています。同僚に優しくできない人が、患者さんに優しくできるはずがないからです。「この病院には、怖い人がいませんね」と他の病院から移ってきた職員がそのように口をそろえるのは、そのためでしょう。
今後、当病院で働く方に求めるのはこの奉仕の精神です。
もちろん命に関わる職業なので、大前提としてそれなりの医療技術は必要です。そのうえで“自己放棄の精神”を持つことが大切なのです。なぜなら医療とは困っている人を助けるために、自分を捨てて一生懸命働くことだからです。給料や福利厚生などは、奉仕の精神に付随する結果に過ぎません。
医療現場は厳しいものです。一歩間違えると取り返しがつきませんし、プレッシャーも大きいです。それでも「人の役に立ちたい」という強い思いを持った方をお待ちしています。
東京衛生アドベンチスト病院 院長 西野 俊宏