ごあいさつ
与えてもらうより、自分でつかみ取る人になって欲しい。
私は会社というのは、人間が幸せになるための仕組みの1つだと思っています。
複数の人が集まるからこそ、1人ではできないサービスや製品作りができるー。
そのおかげで、自分が客として色々な利便性を享受できたり、
逆に、その会社の一員として社会への貢献と繋がりを感じたり、経済的恩恵を受けられる。
これらは、会社があるからこその幸せです。
でも、主役はあくまでも人間であって、会社ではありません。
当社の経営理念「あなたの喜びは、私の喜び」になぞらえていうならば、
お取引先様から「角産と付き合ってよかった」、社員から「角産で働いてよかった」と言われることは、
経営者として最高の喜びであり、私が目指している会社の姿です。
しかし、この話は時に誤解を招きます。「この会社は、私に幸せを与えてくれそうだ」と。
確かに与えられる幸せもありますが、それよりももっと大きな幸せがあると考えています。
それは、「成長する喜び」「役に立てる喜び」「与える喜び」といったものであり、
これらは、与えられるものではなく、自らつかみ取らないと得られないものです。
例えば、何もできなかった新入社員が初めて1人で仕事を進められるようになったとき、
あるいは、大変だった仕事をやり遂げた後、お客様から「有難う、助かったよ」と言っていただけたとき、
アドバイスをした後輩が「お陰でうまく行きました!」と笑顔を見せてくれたとき、
誰もが大きな喜びを感じるのではないでしょうか。
この喜びを感じるためにはいくつか共通点があります。
今までやったことがないことにチャレンジし、失敗から学び、そして、やり切ることです。
いくつものハードルを越えなければなりません。
でも、超えた先に待っている世界は、今までに味わったことがない喜びと成長が待っているはずです。
仕事ができるようになって、人として成長し、自分で自分を成長させられるようになるー。
そうなれば、人生をより豊かにできると私は考えています。
当社では、そのための環境や闘う武器を用意しています。
あとは、あなた次第です。
代表取締役 角館 慶治