志望動機で伝えるべき4つのステップ
面接#02志望動機多くの人が悩む“志望動機”ポイントを押さえてスッキリ解決!
就活や転職の面接において、必ずと言っていいほど聞かれる「志望動機」。
鉄板の質問ながら「どう答えていいかわからない!」という方も多いのでは?
大切なことは基本ポイントを押さえることと、それを伝える志望動機の組立て方。自分の想いや考え方を整理して、今日からの面接に活かしましょう!

STEP1 採用の目的をよく知ろう
企業が採用をする理由を知り、志望動機の基盤作りに活かそう!
多くの企業は新入社員の長期的な活躍を期待しています。面接では未経験者・経験者に関係なく長期的に活躍していけるか、という点が重視されます。そのため、多くの面接官は「志望意欲」や「将来像」を志望動機から読み取っています。
そこで面接官の注目ポイントは2つです。

- 会社に対する志望度
- 会社とのマッチング
会社とは人と人との繋がりでできている組織。特に日本企業は組織としての調和を強く重んじる傾向があります。そのため、いくら優秀な人材でも企業の理念や考え方と異なればマッチングは上手くいきませんし、長期的な活躍も望めないと判断される可能性も十分にあります。
企業の採用に対する想いを知ることができたら、次は企業研究へ!
STEP2 企業のことをよく知ろう
企業研究は記憶力測定ではない!興味と志望度を裏付けるポイント
企業研究と言うと、色々な情報を詰め込もうとする方が多くいらっしゃいます。しかし、厳密に言えば「覚える」のではなく「知る」ことが大切なのです。
面接官は面接であなたの記憶力を測ろうとしているわけではありません。前述した通り、あなたの志望度、熱意、意欲を知りたいのです。
つまり「企業研究をしている」ということこそが、企業に対する興味・関心度を測るひとつの目安になっていると言えるでしょう。

- 採用ホームページをチェック!
- 企業のコーポレートサイトをチェック!
- インタビューサイトや書籍などをチェック!
自身の「やりたいこと」「目指したい自分」をしっかりとイメージしていくためにも、企業研究は非常に重要なポイントです。
について相談しよう!
STEP3 志望動機を組み立てよう
自分を知って、自分を伝える基本をマスターしたらもう迷わない
志望動機で大切なことはあなたの熱意ややる気を面接官に伝えること。
そのためには、あなたが入社後活躍していくイメージをつくっていくことが重要です。

- 仕事を通じて達成したい目標は?
- なぜ、その目標達成を目指すのか?
- なぜ、その会社で目標達成を目指すのか?
- 入社できた際はどのように活躍したいのか?
特に「なぜ、その会社を志望するのか」という部分は、他社との差別化が求められます。自分の目標を達成するためには「この会社しかない!」と思う理由を追求しましょう。
会社の魅力は商品やサービスだけではないはず。会社説明会で出会った社員、インタビュー記事で見た社長の言葉など、コーポレートサイトから得られる情報だけに囚われず、幅広い観点から自分の目指すべき方向性を整理していきましょう。
STEP4 アウトプット型になろう
受け身な理由は説得力不足?アウトプットする力をアピール!
志望動機はあなたという人材が「どれだけ企業にとってふさわしいか」というアピールの場です。つまり、あなたは面接官に対して自分をプレゼンしていかなければなりません。
そのため志望動機が受身であったり、ざっくりしすぎていたりしては説得力に欠けます。
あなたは志望動機のNGワードを多用していませんか?

- 「成長したい」「学びたい」の勉強タイプ
- 「給料が高い」「休みが多い」の待遇タイプ
- 「商品が好き」「夢でした」のファンタイプ
多くの企業はあなたが持つ能力や素養に期待をして、採用を行っています。
自分の希望や夢を叶えるための志望動機ではなく、自分が入社をすることでどのように企業へ貢献できるかを考えてみましょう。
想いを最大限に伝えるために大切なのはあなたの熱意!!
最後に大切なことは「あなたの熱意」。
企業は「志望動機を上手く言える人材」や「暗記力の高い人材」を採用したいと思っているわけではありません。多くの面接官は企業の将来を担うべき人材の採用を目指しています。
今一度、自身の目標や夢と向き合ってみてはいかがでしょうか?

