熱い気持ちを持ち、真っ直ぐに「一生懸命頑張る」大切さ
株式会社リヴトラストリヴグループ代表 福元 恒徳
年齢や性別にとらわれない、チャレンジできる環境を整備
私は19歳の頃に前職の会社へ入社したのですが、最初は年齢を理由になかなか商談へ出してもらえませんでした。ようやく商談に出て売上を出しても、周りが全員年上だったため、評価してもらうのに時間がかかりましたね。
結局、最後は他を突き抜けるまで売上を伸ばし、トップ営業マンになったんですが(笑)
そのような経験もあり、当社の若手にはどんどん活躍できるチャンスを与えていきたいと考えています。時には若さゆえに失敗することもあると思いますが、その失敗は自分の学びへと変換し、自己成長に役立てられればいいと思います。
当社もそうですが、不動産業界の人間って「悔しい思い」をしてきた人が多いんですね。例えば、一生懸命部活をやってきたけれどレギュラーになれなかったとか。じゃあ、「自分に何ができるか」と考えたとき、ひとつのことに熱意を持って一生懸命取り組むことが重要です。一生懸命になれる人は成長もしますし、自分に自信を持てるようになっていきます。
私たちはその努力をどんどん評価し、本人に還元していきたいと考えています。


会社の雰囲気や働きやすさを大切にされている福元社長。社員の意見や要望にも耳を傾け、会社全体で「より良い会社づくり」を目指されております。
社員同士のコミュニケーションで、より良い会社を作っていく
当社は私も含め、ほとんどが営業出身者です。誰もが同じような道を辿り、同じ壁にぶつかり、同じように辞めたくなる時期を経験しています。そのため、仕事が上手くいかず悩むことがあれば、事業部を越え、全員でフォローを行います。
それは私自身例外ではありません。
当社では「社長室」を設けておらず、私のデスクは営業部の真ん中に設置し、いつでも営業の“雰囲気”を感じられるようにしています。
営業には営業の“雰囲気”というものがあり、それは数字の報告を聞いただけでは知ることができません。「売上が0円だから駄目」「売れているから良い」などと単純に仕切れるものではないからこそ、常にその空気感に触れていくことを大切にしています。
また、新しい取り組みとして「コミュニティールーム」という部屋を新設しました。ここは様々な部署の社員が集まり、気軽にコミュニケーションが取れる場として新設しました。みんなでランチを食べるのも良し、休憩を取るのでも良し、終業後に集まって雑談をしても良し。そのようなラフな環境を作ることで横との繋がりを高め、お互いの業務に対する気遣いや心遣いを育んでいければと思っています。
誰もが助け合い、支え合える環境を整備していくことで、社員が働きやすい環境を作っていくことがもちろん、会社全体で会社を作り上げていきます。


新設された「コミュニティールーム」奥には冷蔵庫や電子レンジがあり、お菓子やジュースが常備されています。社長の誕生日パーティーもこの部屋で行われたそうです。
お互いの“本音”を知り、共に活躍できる会社へ
当社で働く魅力を一言で表すなら「自己成長」ですね。逆に言えば自己成長をしていかなければ、売上を出すこともできませんし、活躍することも難しいでしょう。日々の業務に対しても常に考えることを重視しています。
例えば売上目標に対するスケジュール組みから提案方法まで、色々なことを自分自身で考え、自分自身の責任の下で実行していかなければなりません。
当然、そういう働き方が苦手な方もいるでしょう。しかし、それはひとつの個性だと思います。
面接をしているとよく「面接マニュアル」通りの学生と出会います。しかし、マニュアル通りの受け答えからではなかなか学生の“本音”を聞き出すことができません。
仕事をしている時間はとても長い。家族と一緒に過ごす時間よりも長いですよね。
その長い時間“作った自分”を演じ続けるのはとても苦しいと思います。
お互いに本音をぶつけ合い、「この人と一緒働きたい」「この企業で一緒に働きたい」と思えることが、本当の意味で“相性がいい”ということだと思います。
会社説明会や面接では、学生のみなさんの考えや本音を、みなさんの言葉で知りたいと思っています。


社員一人ひとりが活躍できる会社を目指されている福元社長。個々の得手不得手を知り、それぞれの個性に適した働き方ができるようなシステム作りにも着手。長期的に活躍できる会社づくりが行われています。