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東京電工株式会社

東京電工株式会社

業務改善を図り、若手社員の多さを強みにさらなる会社の成長を

東京電工株式会社 
代表取締役 山本 浩司

キャリアプランと人間形成で活躍できる人材を育てる

2016年にキャリアプランを作り、働き方に対する意識づけをおこなうようになってから5年――。入社時から「将来、自分はどうなりたいのか」というビジョンを掲げる必要があると考え、取り組み続けてきました。今では社員一人ひとりに根づいてきていると実感できています。キャリアプランを導入する際、さまざまな意見を取り入れ、歩むべき道を明確に提示してきました。そこで、「1年目に習得すべき目標」というように、キャリアに合わせて目指すゴールを設定。個人の成長に合わせて、目標を立て、成長できる環境を作っています。意図や狙いを理解し、活用できている社員もいますが、中には活用しきれていない社員もいるということが見えてきました。そこで、今は理想と現実のギャップの是正に向けて、何をするべきかを考えています。
 
また当社では、技術や成果だけでなく、仕事に対する姿勢の評価も大切にしています。平均年齢が30歳ほどと若いため、社会人としてまだ未熟な部分もあります。そこで、社会人として当たり前であるあいさつやマナーなど、人間形成の軸となる部分を強化し、評価することが大切だと考えています。若手社員ほど「技術を身につけ、会社の役に立ちたい」と考える人が多いですが、施工業界は「できるか、できないか」といった厳しい一面もあります。そのため、入社したら人格形成と協調性を身につけることを徹底しています。技術を実に例えると、しっかりした枝と幹がないと実が落ちてしまいます。技術を身につけるのは、時間をしっかりとかけて確実に自分のものにしてもらいたいという思いがあるので、まずは会社の一員であるということを自覚し、社会人としてあるべき姿を意識しながら成長してほしいと思っています。

東京電工株式会社
ポイント

キャリアプラン制度が社員に浸透し、次なる課題が浮き彫りに。思い描いていたものとは違っていることにぶつかっているそうです。その差を埋めるために、東京電工株式会社では試行錯誤して打開策を模索し続けています。

自分の立ち位置を認識し、確実に技術を身につける環境づくり

評価制度を導入した背景に、公平性を大切に、競争意識を持ってもらいたいという狙いがありました。そこで、当社では「MBO評価制度」を設けました。MBOとは、個人やグループごとに設定した目標の達成度を個人で管理する方法のことです。つまり、自分自身で決めた目標の進捗を上司とともに自己評価する制度です。しかし、評価制度を設けてもどうしても基準が曖昧になってしまう部分が出てきてしまいます。「このアクションがあれば、評価に値する」と明言しづらいため、具体的にどう動いたら評価につながるのかを説明するように心がけています。今では評価制度を設けたことで、社員全員が同じ目的のために動いているため、会社の理念にもある顧客のために仕事をするという思いで仕事に取り組めていると感じています。また、さまざまな観点で評価をすることで、技術を得ないと評価されないのではないかという焦りを感じることなく、時間をかけて技術を自分のものにするためにしっかりと一つひとつの仕事に向き合い、身につけるということを意識できるようになってきていると感じています。
 
しかし、現在の評価方法は公平性を考えて評価基準を設けたため、評価軸が1つしかありません。次のステージに進み、さらなる会社の発展に向け、評価項目を改めて見直して試行錯誤しながら、全社員に対して公平かつ正確な評価ができるようにブラッシュアップを重ねています。

東京電工株式会社
ポイント

社員のモチベーション向上のために評価制度を導入した山本社長。しかし、導入から時間が経ち、公平性を考慮して作ったものですが、評価基準が曖昧なものになっているのではないかという気付きがあったそうです。


強みを生かした採用で業界に新しい風を

会社を成長させていくためには労働力の確保が必須です。そこで、私は長く会社を存続させるため、若手の採用に注力しています。世の中では、AIやロボットといった技術革新が進んでいますが、私たちの業界はまだまだ人の手が必要です。そのため、若手世代には「5年、10年先も無くならない仕事」だということを伝え続けています。その結果、業界的には珍しく若手世代が多いことが当社の大きな強みになりました。
 
当社で新卒採用に注力し始めたのは2016年。新卒が入社することで、既存社員に責任感が生まれ、自主的に学び、後輩に指導する姿が見受けられるようになります。そのため、社員全員の知識や技術が向上し、会社として成長につながります。一方で、若手社員が多いため、経験値が少なく技術力が低いという課題があります。その課題を解決すべく、教育と指導に力をいれ、全体の底上げを図るため、今後はキャリア採用にも新卒採用と同様に力をいれていかなければならないと考えています。そして、お客様から「あの会社に仕事を任せれば大丈夫」と思ってもらえるような会社になることが目標です。業界的に若手不足のため、技術の継承が厳しいと言われていますが、当社の強みを生かして新たな風を吹き込みたいと考えています。
 
私たちの仕事は人が生きる上で無くてはならないもので、社会に貢献できるというのが魅力です。「確かな技術で未来を照らす」という想いに共感し、人の生活を共に支える仕事をしたい思える人と出会える日を待っています。

東京電工株式会社
ポイント

若手社員が多いという会社の強みを生かし、さらに強固なものにするためにキャリア採用にも尽力。技術力を上げ、会社の規模も大きくしていこうという思いを強く感じました。


山本 浩司 プロフィール

1971年東京都生まれ。95年に日本大学商学部を卒業し、アパレル関連の商社へ入社。退職後、ニュージーランド暮らしを経て2002年に祖父が創業した東京電工株式会社に入社、事実上の経営トップに就く。2015年に代表取締役就任。趣味はゴルフ、サーフィン、フットサル。
創業67年の経験と実績を誇る工事のプロフェッショナル
電気、空調、消防、電気通信設備工事での豊富な実績を武器に、提案から設計、施工、管理まで全てを行う工事のプロフェッショナル。創業67(設立59)年目の老舗企業ながら従業員の平均年齢は34歳と若く、活気と団結力も魅力。

会社概要

設立
昭和37年4月
住所
〒181-0012
東京都三鷹市上連雀7-20-10
資本金
4000万円
TEL
0422-44-5591
従業員数
30名
社員平均年齢
30代
事業内容
■マンション、ホテル、病院、スタジアムなどあらゆる新築建物の電気設計、施工
 ※電気、空調、消防、電気通信、防犯設備の設計、施工を一括で対応

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業務改善を図り、若手社員の多さを強みにさらなる会社の成長を

東京電工株式会社 
代表取締役 山本 浩司

キャリアプランと人間形成で活躍できる人材を育てる

2016年にキャリアプランを作り、働き方に対する意識づけをおこなうようになってから5年――。入社時から「将来、自分はどうなりたいのか」というビジョンを掲げる必要があると考え、取り組み続けてきました。今では社員一人ひとりに根づいてきていると実感できています。キャリアプランを導入する際、さまざまな意見を取り入れ、歩むべき道を明確に提示してきました。そこで、「1年目に習得すべき目標」というように、キャリアに合わせて目指すゴールを設定。個人の成長に合わせて、目標を立て、成長できる環境を作っています。意図や狙いを理解し、活用できている社員もいますが、中には活用しきれていない社員もいるということが見えてきました。そこで、今は理想と現実のギャップの是正に向けて、何をするべきかを考えています。
 
また当社では、技術や成果だけでなく、仕事に対する姿勢の評価も大切にしています。平均年齢が30歳ほどと若いため、社会人としてまだ未熟な部分もあります。そこで、社会人として当たり前であるあいさつやマナーなど、人間形成の軸となる部分を強化し、評価することが大切だと考えています。若手社員ほど「技術を身につけ、会社の役に立ちたい」と考える人が多いですが、施工業界は「できるか、できないか」といった厳しい一面もあります。そのため、入社したら人格形成と協調性を身につけることを徹底しています。技術を実に例えると、しっかりした枝と幹がないと実が落ちてしまいます。技術を身につけるのは、時間をしっかりとかけて確実に自分のものにしてもらいたいという思いがあるので、まずは会社の一員であるということを自覚し、社会人としてあるべき姿を意識しながら成長してほしいと思っています。

東京電工株式会社
ポイント

キャリアプラン制度が社員に浸透し、次なる課題が浮き彫りに。思い描いていたものとは違っていることにぶつかっているそうです。その差を埋めるために、東京電工株式会社では試行錯誤して打開策を模索し続けています。

自分の立ち位置を認識し、確実に技術を身につける環境づくり

評価制度を導入した背景に、公平性を大切に、競争意識を持ってもらいたいという狙いがありました。そこで、当社では「MBO評価制度」を設けました。MBOとは、個人やグループごとに設定した目標の達成度を個人で管理する方法のことです。つまり、自分自身で決めた目標の進捗を上司とともに自己評価する制度です。しかし、評価制度を設けてもどうしても基準が曖昧になってしまう部分が出てきてしまいます。「このアクションがあれば、評価に値する」と明言しづらいため、具体的にどう動いたら評価につながるのかを説明するように心がけています。今では評価制度を設けたことで、社員全員が同じ目的のために動いているため、会社の理念にもある顧客のために仕事をするという思いで仕事に取り組めていると感じています。また、さまざまな観点で評価をすることで、技術を得ないと評価されないのではないかという焦りを感じることなく、時間をかけて技術を自分のものにするためにしっかりと一つひとつの仕事に向き合い、身につけるということを意識できるようになってきていると感じています。
 
しかし、現在の評価方法は公平性を考えて評価基準を設けたため、評価軸が1つしかありません。次のステージに進み、さらなる会社の発展に向け、評価項目を改めて見直して試行錯誤しながら、全社員に対して公平かつ正確な評価ができるようにブラッシュアップを重ねています。

東京電工株式会社
ポイント

社員のモチベーション向上のために評価制度を導入した山本社長。しかし、導入から時間が経ち、公平性を考慮して作ったものですが、評価基準が曖昧なものになっているのではないかという気付きがあったそうです。


強みを生かした採用で業界に新しい風を

会社を成長させていくためには労働力の確保が必須です。そこで、私は長く会社を存続させるため、若手の採用に注力しています。世の中では、AIやロボットといった技術革新が進んでいますが、私たちの業界はまだまだ人の手が必要です。そのため、若手世代には「5年、10年先も無くならない仕事」だということを伝え続けています。その結果、業界的には珍しく若手世代が多いことが当社の大きな強みになりました。
 
当社で新卒採用に注力し始めたのは2016年。新卒が入社することで、既存社員に責任感が生まれ、自主的に学び、後輩に指導する姿が見受けられるようになります。そのため、社員全員の知識や技術が向上し、会社として成長につながります。一方で、若手社員が多いため、経験値が少なく技術力が低いという課題があります。その課題を解決すべく、教育と指導に力をいれ、全体の底上げを図るため、今後はキャリア採用にも新卒採用と同様に力をいれていかなければならないと考えています。そして、お客様から「あの会社に仕事を任せれば大丈夫」と思ってもらえるような会社になることが目標です。業界的に若手不足のため、技術の継承が厳しいと言われていますが、当社の強みを生かして新たな風を吹き込みたいと考えています。
 
私たちの仕事は人が生きる上で無くてはならないもので、社会に貢献できるというのが魅力です。「確かな技術で未来を照らす」という想いに共感し、人の生活を共に支える仕事をしたい思える人と出会える日を待っています。

東京電工株式会社
ポイント

若手社員が多いという会社の強みを生かし、さらに強固なものにするためにキャリア採用にも尽力。技術力を上げ、会社の規模も大きくしていこうという思いを強く感じました。




山本 浩司 プロフィール

1971年東京都生まれ。95年に日本大学商学部を卒業し、アパレル関連の商社へ入社。退職後、ニュージーランド暮らしを経て2002年に祖父が創業した東京電工株式会社に入社、事実上の経営トップに就く。2015年に代表取締役就任。趣味はゴルフ、サーフィン、フットサル。

創業67年の経験と実績を誇る工事のプロフェッショナル
電気、空調、消防、電気通信設備工事での豊富な実績を武器に、提案から設計、施工、管理まで全てを行う工事のプロフェッショナル。創業67(設立59)年目の老舗企業ながら従業員の平均年齢は34歳と若く、活気と団結力も魅力。

会社概要

設立
昭和37年4月
住所
〒181-0012
東京都三鷹市上連雀7-20-10
資本金
4000万円
TEL
0422-44-5591
従業員数
30名
社員平均年齢
30代
事業内容
■マンション、ホテル、病院、スタジアムなどあらゆる新築建物の電気設計、施工
 ※電気、空調、消防、電気通信、防犯設備の設計、施工を一括で対応

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