shares
新規会員登録 │ ログインログイン
新規会員登録 │

株式会社ラグロフ設計工房

株式会社ラグロフ設計工房

建設業界のイメージを覆す働き方改革を実施

株式会社ラグロフ設計工房 
代表取締役 金重 稔

自分が経験して良かったことは、社員にもしてあげたい

一般的に、建設業は「難しそう」「男性が多そう」という印象を持たれがちです。当社ではそういったイメージを払拭するために、社員が笑顔でモチベーション高く働けるような環境づくりを心掛けています。当社の場合、工事は行わずに設計のみをメイン業務としているため、一日中パソコンと向き合って頭を使う仕事です。少しでも楽な環境で仕事ができるように、スーツではなく私服での業務を許可しています。また、現在では当たり前になっている在宅勤務も5年ほど前から徐々に導入し、東京支店は全員在宅勤務をしています。在宅勤務を導入した理由は十数年前、私が独立した際に自宅で仕事をしていたことが理由です。当時は子供が3歳で小さいこともあり、自宅で仕事をしながら子供の行事や遠足に参加をすることもありました。一見、子どもの行事は仕事に関係ないように見えますが、楽しみがあるとより仕事を早く終わらせようと思えますし、今まで以上に仕事を頑張ることができます。在宅であれば業務の調整もしやすく、家庭の時間を増やすことも可能です。子供のいる社員も多いため、自分が経験して良かったことは社員に経験させてあげたいという思いを込めて導入に至りました。
 
また、女性の働きやすさを高めるためにも産休・育休が取りやすい環境づくりや、短時間勤務という働き方も対応していこうと思います。男性社会と思われがちな建設業ですが、優秀な女性も多く活躍しているのが実情です。最近では女性の新卒社員も増えてきていますし、ライフイベントを機に退職という選択をさせたくないという思いから、このような働き方を導入予定です。5年ほど前には、私の知り合いの奥様が3時間勤務の働き方で入社をしたことがありました。その頃には在宅勤務も可能にしていたため、通勤時間もかからず、短時間でも最大限のパフォーマンスを発揮してもらえるのであればお任せしたいと思っていました。社員にとって良いものは積極的に取り入れていきたいですし、今後も制度は整えていく予定です。

株式会社ラグロフ設計工房
ポイント

その他にも、15時からの15分休憩を設けている株式会社ラグロフ設計工房。喫煙者は休憩する理由があっても、そうでない人はなかなか休みにくい――そんな環境を変えるために休憩時間を設けたのだそうです。

一人ひとりの未来を描き、目標に向けて共に歩んでいく

働き方の部分で言えば、当社ではブラザーシスター制度を導入し、チームで仕事を分担しています。私たちのような技術系のコンサルティングは一つの仕事を個人に任せることが一般的ですが、当社の場合は一つの仕事を2、3名で取り組んでもらっています。以前、私が務めていた会社では、自分にしかできない仕事をそれぞれに与えられていました。しかし、私が体調不良で入院せざるを得ない状況になった時のことです。お見舞いに来て下さった上司は私の体調をよそに、業務の進捗状況の確認を淡々とはじめました。その時の私は、自分にしかできない仕事を背負うことのプレッシャーを大きく感じてしまったのです。社員にはそのような不安を与えたくないですし、一人ひとりの負担を減らすためにもチームで仕事を可視化できる環境を整えています。
 
私たちの業界は一人前になるまでには最低でも10年は必要だと言われています。しかし、当社では建設ICTを取り入れてマンパワーのかかる業務の効率化・高度化を進めながら、5年で一人前になれる仕組みを整えています。研修時には一人ひとりに合わせたカリキュラムを組んで、目標のためにはどの資格が必要なのかを明文化しています。実際に、内定通知と同時に一人ひとりに入社から15年間のイメージを描いたロードマップを作ってお渡ししています。新卒入社の社員にとっては、なんとなくやりたい仕事があっても一人で将来的な長い目標を作るのは難しいでしょう。そこの手助けをしてあげることで、チャレンジできるヒントになればと思っています。また、インターンシップの段階でも、私から直接大事にしてほしいことや私の過去の経験をお伝えしています。一人ひとりとコミュニケーションを取ることで、その子がやってみたいと思える仕事を見つけてほしいと思うのです。

株式会社ラグロフ設計工房
ポイント

2020年からは月・水・金の業務時間中の30分間を資格取得に向けた試験勉強に充てて良いという許可を出しています。資格勉強は休日に強いられてしまうというイメージを払拭し、一緒に勉強をすることで社員のモチベーションを保たれています。


一緒に働きたいのは、前向きで正直な方

色々な取り組みをしている当社ですが、業務内容が専門的である以上、どうしても数学や物理の公式などを使用しなくてはなりません。文系で入られた方は苦手意識を感じられてしまう事もあるので、少しでも仕事を楽しんでもらう工夫が必要です。その課題を改善するための一つの手段として、現在ではベテランのシニア層による指導を取り入れています。この方々は私の元上司にあたる方で、現在では定年退職をされています。現役時代に培った知識と経験を生かして、技術に関して基本的なことを指導してもらうなど、様々なご協力をいただいています。上司に聞きにくいことは彼らに質問するという時間を設けることで、社員は苦手を克服できているのではないかと思います。また、社内の人間関係をより円滑にするためにも日頃から社員の表情を見て、何に悩んでいるのかを把握するようにしています。
 
そんな当社で一緒に働きたいと思うのは、前向きで飾らない、正直な方です。選考時から学生さんの自然な姿を知るために、面接後半はドローン体験を取り入れ、移動中の車内では景色を見ながら普段の様子を尋ねるための軽い面談を行っています。こうすることで、対面型の面接では緊張してしまう方でも自然の姿が見られるようになりました。
 
建設業はよく建築業と勘違いされやすい業界ですが、建築物をより強固にするために必要な技術を施すのが私たちの仕事です。一見、一般の方の目に触れにくい仕事ではありますが、非常に社会貢献度の高いスキルを習得する事ができます。災害に対して関わりたいという思いが強ければよりステップアップできる環境ですので、そういったところにご興味のある方は是非一緒に働きましょう。

株式会社ラグロフ設計工房
ポイント

稀に退職希望者が出た場合は、協力会社の社長に相談し、受け入れてもらえるような体制を整えているそうです。会社を超えたジョブローテーションは、社員にとっても転職活動の負担が少ないと考えられています。


金重 稔 プロフィール

1969年12月26日生まれ。佐賀大学を卒業後、岡山県に本社を構える株式会社エイト日本技術開発へ入社。5年間の勤務を経て29歳で独立。10年間近く自営業を続け、2009年株式会社ラグロフ設計工房を設立。現在では同社の代表取締役を務めながら、岡山理科大学の生物地球学部にて非常勤講師として学生に物理を教えている。趣味はジム通いと映画観賞。座右の銘は「笑う門には福来る」。
災害から暮らしを守るために、技術を探求し続ける企業
防災事業(河川・砂防・道路)に係る計画・調査・設計・施工計画や、三次元に係るデータ作成・設計・管理などの事業を展開。災害による被害を軽減させるために、三次元設計を可能としている。

会社概要

設立
平成21年8月24日
住所
本社
〒700-0806
岡山市北区広瀬町3-3 島本ビル502

東京支店
〒103-0025
東京都中央区日本橋茅場町2-14-7 日本橋テイユービル1F

島根事務所
〒699-0613
島根県出雲市斐川町神氷1953
TEL
086-206-1170
事業内容
防災事業(河川・砂防・道路)に係る計画・調査・設計・施工計画
三次元に係るデータ作成・設計・管理

アールエイチナビTOPへ ▶
株式会社ラグロフ設計工房

株式会社ラグロフ設計工房

シェア数 shares

建設業界のイメージを覆す働き方改革を実施

株式会社ラグロフ設計工房 
代表取締役 金重 稔

自分が経験して良かったことは、社員にもしてあげたい

一般的に、建設業は「難しそう」「男性が多そう」という印象を持たれがちです。当社ではそういったイメージを払拭するために、社員が笑顔でモチベーション高く働けるような環境づくりを心掛けています。当社の場合、工事は行わずに設計のみをメイン業務としているため、一日中パソコンと向き合って頭を使う仕事です。少しでも楽な環境で仕事ができるように、スーツではなく私服での業務を許可しています。また、現在では当たり前になっている在宅勤務も5年ほど前から徐々に導入し、東京支店は全員在宅勤務をしています。在宅勤務を導入した理由は十数年前、私が独立した際に自宅で仕事をしていたことが理由です。当時は子供が3歳で小さいこともあり、自宅で仕事をしながら子供の行事や遠足に参加をすることもありました。一見、子どもの行事は仕事に関係ないように見えますが、楽しみがあるとより仕事を早く終わらせようと思えますし、今まで以上に仕事を頑張ることができます。在宅であれば業務の調整もしやすく、家庭の時間を増やすことも可能です。子供のいる社員も多いため、自分が経験して良かったことは社員に経験させてあげたいという思いを込めて導入に至りました。
 
また、女性の働きやすさを高めるためにも産休・育休が取りやすい環境づくりや、短時間勤務という働き方も対応していこうと思います。男性社会と思われがちな建設業ですが、優秀な女性も多く活躍しているのが実情です。最近では女性の新卒社員も増えてきていますし、ライフイベントを機に退職という選択をさせたくないという思いから、このような働き方を導入予定です。5年ほど前には、私の知り合いの奥様が3時間勤務の働き方で入社をしたことがありました。その頃には在宅勤務も可能にしていたため、通勤時間もかからず、短時間でも最大限のパフォーマンスを発揮してもらえるのであればお任せしたいと思っていました。社員にとって良いものは積極的に取り入れていきたいですし、今後も制度は整えていく予定です。

株式会社ラグロフ設計工房
ポイント

その他にも、15時からの15分休憩を設けている株式会社ラグロフ設計工房。喫煙者は休憩する理由があっても、そうでない人はなかなか休みにくい――そんな環境を変えるために休憩時間を設けたのだそうです。

一人ひとりの未来を描き、目標に向けて共に歩んでいく

働き方の部分で言えば、当社ではブラザーシスター制度を導入し、チームで仕事を分担しています。私たちのような技術系のコンサルティングは一つの仕事を個人に任せることが一般的ですが、当社の場合は一つの仕事を2、3名で取り組んでもらっています。以前、私が務めていた会社では、自分にしかできない仕事をそれぞれに与えられていました。しかし、私が体調不良で入院せざるを得ない状況になった時のことです。お見舞いに来て下さった上司は私の体調をよそに、業務の進捗状況の確認を淡々とはじめました。その時の私は、自分にしかできない仕事を背負うことのプレッシャーを大きく感じてしまったのです。社員にはそのような不安を与えたくないですし、一人ひとりの負担を減らすためにもチームで仕事を可視化できる環境を整えています。
 
私たちの業界は一人前になるまでには最低でも10年は必要だと言われています。しかし、当社では建設ICTを取り入れてマンパワーのかかる業務の効率化・高度化を進めながら、5年で一人前になれる仕組みを整えています。研修時には一人ひとりに合わせたカリキュラムを組んで、目標のためにはどの資格が必要なのかを明文化しています。実際に、内定通知と同時に一人ひとりに入社から15年間のイメージを描いたロードマップを作ってお渡ししています。新卒入社の社員にとっては、なんとなくやりたい仕事があっても一人で将来的な長い目標を作るのは難しいでしょう。そこの手助けをしてあげることで、チャレンジできるヒントになればと思っています。また、インターンシップの段階でも、私から直接大事にしてほしいことや私の過去の経験をお伝えしています。一人ひとりとコミュニケーションを取ることで、その子がやってみたいと思える仕事を見つけてほしいと思うのです。

株式会社ラグロフ設計工房
ポイント

2020年からは月・水・金の業務時間中の30分間を資格取得に向けた試験勉強に充てて良いという許可を出しています。資格勉強は休日に強いられてしまうというイメージを払拭し、一緒に勉強をすることで社員のモチベーションを保たれています。


一緒に働きたいのは、前向きで正直な方

色々な取り組みをしている当社ですが、業務内容が専門的である以上、どうしても数学や物理の公式などを使用しなくてはなりません。文系で入られた方は苦手意識を感じられてしまう事もあるので、少しでも仕事を楽しんでもらう工夫が必要です。その課題を改善するための一つの手段として、現在ではベテランのシニア層による指導を取り入れています。この方々は私の元上司にあたる方で、現在では定年退職をされています。現役時代に培った知識と経験を生かして、技術に関して基本的なことを指導してもらうなど、様々なご協力をいただいています。上司に聞きにくいことは彼らに質問するという時間を設けることで、社員は苦手を克服できているのではないかと思います。また、社内の人間関係をより円滑にするためにも日頃から社員の表情を見て、何に悩んでいるのかを把握するようにしています。
 
そんな当社で一緒に働きたいと思うのは、前向きで飾らない、正直な方です。選考時から学生さんの自然な姿を知るために、面接後半はドローン体験を取り入れ、移動中の車内では景色を見ながら普段の様子を尋ねるための軽い面談を行っています。こうすることで、対面型の面接では緊張してしまう方でも自然の姿が見られるようになりました。
 
建設業はよく建築業と勘違いされやすい業界ですが、建築物をより強固にするために必要な技術を施すのが私たちの仕事です。一見、一般の方の目に触れにくい仕事ではありますが、非常に社会貢献度の高いスキルを習得する事ができます。災害に対して関わりたいという思いが強ければよりステップアップできる環境ですので、そういったところにご興味のある方は是非一緒に働きましょう。

株式会社ラグロフ設計工房
ポイント

稀に退職希望者が出た場合は、協力会社の社長に相談し、受け入れてもらえるような体制を整えているそうです。会社を超えたジョブローテーションは、社員にとっても転職活動の負担が少ないと考えられています。




金重 稔 プロフィール

1969年12月26日生まれ。佐賀大学を卒業後、岡山県に本社を構える株式会社エイト日本技術開発へ入社。5年間の勤務を経て29歳で独立。10年間近く自営業を続け、2009年株式会社ラグロフ設計工房を設立。現在では同社の代表取締役を務めながら、岡山理科大学の生物地球学部にて非常勤講師として学生に物理を教えている。趣味はジム通いと映画観賞。座右の銘は「笑う門には福来る」。

災害から暮らしを守るために、技術を探求し続ける企業
防災事業(河川・砂防・道路)に係る計画・調査・設計・施工計画や、三次元に係るデータ作成・設計・管理などの事業を展開。災害による被害を軽減させるために、三次元設計を可能としている。

会社概要

設立
平成21年8月24日
住所
本社
〒700-0806
岡山市北区広瀬町3-3 島本ビル502

東京支店
〒103-0025
東京都中央区日本橋茅場町2-14-7 日本橋テイユービル1F

島根事務所
〒699-0613
島根県出雲市斐川町神氷1953
TEL
086-206-1170
事業内容
防災事業(河川・砂防・道路)に係る計画・調査・設計・施工計画
三次元に係るデータ作成・設計・管理

就職お役立ち情報

チェックポイントまとめ
page top