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町屋光明寺

町屋光明寺

お寺にも「就業規則」 働きやすい組織を目指し大改革

町屋光明寺 
住職 大洞 龍徳

企業の「いいとこ取り」で目指す 職員満足度100%の寺

職員の働く環境を整備するため、まず手を付けたのは「就業規則」です。
10年以上前に作成したものが「存在」だけはしていたので、最新の労務関連の法律にのっとり更新しました。

しかし、それだけでは足りず、評価体系にもメスを入れましたが、人を評価することはこれほど難しいものなのかと思い知らされることになりました。
なぜなら、職員の働きは理解しているつもりでいましたが、自分の傍で働いている一部の人しか見えていなかったと気づいたからです。
 
公正な仕組みを作ろうにも、人が作る以上、100%は難しい。
しかし、苦労はしましたが、何とか職員全員が納得できる人事評価システムを作ることができたと思っています。
それにしても、複数の職員の働きを全体的に考慮する体系作りというのは大変ですね。
 
福利厚生の面では、年次有給休暇に加えて年に5日の「リフレッシュ休暇」と、年次有給が消化できなかった場合の「積み立て制度」を始めました。
「積み立て制度」は、自身の病気や家族の看護、介護の際に使える制度です。
 
職員には主婦も多く、子供の急な発熱や、両親や祖父母の介護で休まざるを得ない状況も多々生じます。
だからこそ、仕事との両立を図ることができるようなサポートを作り、それをできるだけ厚くすることで、働きやすい環境へと整備したわけです。
 

町屋光明寺
ポイント

職員の持ち味を生かすと同時に、所属部署による偏りが出にくい判断基準を設定することで、各人の目標の達成・前進度合いが判断できる人事評価制度を作りました。

定着率20%→99%への秘策 知った人財の大切さ

就職氷河期が終わり「人材不足」という言葉が聞かれるようになると、職場選びのポイントが、仕事内容ややりがいだけではない方向にシフトしていることに気づきました。
様々な家庭の事情や家庭内環境の変化に、柔軟に対応できる職場環境か否かということも重要なポイントとされるようになっていたのです。

以前の当寺におけるOJTは、先輩職員に新人がついて仕事を覚える「マンツーマン指導」でした。
これは、早く一人前に仕事がこなせるようになるメリットと同時に、先輩職員と考え方や価値観が異なると頭角を現せないという問題点もはらんでいました。
前述の人事評価制度改革は、この課題を解決するためのものでもあったのです。
 
その結果、離職率が激減しました。
ここ一年、家庭事情など特別な理由がないかぎり離職はありません。
10年前に採用した職員は10人中2人しか残っていませんから、大きな進歩と言えます。
 
こうして環境を整えたところで、今年から新卒採用を行うことにしました。
踏み切った理由は、寺自体の存続を考えれば、若い人に寺の理念を理解させ、将来的に寺の核となる人物になるように育てる必要があると考えたからです。
 
当初は、新人教育に費やす時間や人員を考えると、新卒採用は難しいと諦めていましたが、人事制度や労務制度を整備して、労働環境の基盤を作ることが大切だと気が付いた今、時は満ちたと感じています。

町屋光明寺
ポイント

一般企業と違い、寺は永続的な運営が必須の組織。なぜならご遺骨を未来永劫、お守りする役目があるからです。だからこそ、人を定着させるための環境整備がカギになると考えました。


お寺が提示すべきは、労働条件だけではない

寺が何をする場所かというと、葬儀や法要という答えを挙げる人が多いでしょう。
しかし、それよりも大切な存在理由は、仏教を伝えていくことにあります。
若い世代を中心に仏教に無関心の人が増え、観光寺院以外の寺は、そもそも何をしているか知られていないのが現状です。

仏教に「機」という言葉があります。
これはチャンスを意味する仏教用語ですが、私はまず若い人が寺に来るチャンスを増やす必要があると考えています。
そのためには、一辺倒なやり方にこだわるのではなく、多様化する「現代の価値観」に合わせていくことが必要です。
 
そこで始めたのが「町屋光明寺プロジェクト」です。ロボットの導入、ヨガや写経の体験など、若年層の流行を取り入れた様々なコンテンツを用意しました。
つまり、若い人にヒットするものを導入し、寺の方から若年層を呼び込むのです。
その一環として行っているのが、「プロジェクションマッピング法要」です。

最新技術を盛り込んだプロジェクションマッピングで、仏教の世界観を映像と音で表現し、わかりやすく仏教を伝えることで、仏の教えに興味を持つ方が増えればと考えています。

参詣された方からは、楽しかったというポジティブな感想をいただき、早くも導入による効果を感じています。
今後も、若い世代に仏教の魅力を知ってもらえるよう、続けていく予定です。
 

町屋光明寺
ポイント

寺は寺族(住職の家族)や檀家によるクローズドな運営体制が一般的。しかし、外の世界を知る職員が寺で活躍することは、寺本来の意味に立ち返ることにもつながります。


大洞 龍徳 プロフィール

1969年生まれ。無量寿山光明寺責任役員、町屋光明寺住職。自動搬送式納骨堂のプロデュースや、プロジェクションマッピング法要など斬新な取り組みを行っている。少子高齢化等の社会背景を踏まえた「苦労なき供養」を提唱し、現代に即した新たな供養の形を提案。寺院での活動以外にも、世界遺産保護や講演会の開催などを精力的に行っている。

募集要項

仕事内容
ご参拝や納骨堂見学にいらっしゃったお客様の対応、納骨堂の販売業務、ご納骨・法要や納骨堂に関する問い合わせ電話対応など、納骨堂のサービス全般を担当していただきます。
最新の施設で寺院における接遇マナーや仏教の知識を学び、故人を思いご来寺されるすべての方をおもてなしします。
募集職種
総合職[接客・販売(納骨堂運営)]
募集対象
2020年3月大学、短大、高専、各種専修学校を卒業予定の方(既卒可)
募集学部・学科
全学部・全学科
給与
【月給制】
基本給 大学:197,000円
短大・高専・各種専修学校:178,000円
(下記の諸手当/残業代は別途支給)
賞与:年2回 6月・12月(前年度実績)
昇給:年1回
諸手当
交通費:上限あり 25,000円まで支給
資格取得助成金制度:町屋光明寺の成長に貢献できる資格取得に手当を支給
勤務地
東京都荒川区
沖縄県(予定)
実務経験を積んでから、沖縄県に開設予定の寺院で勤務していただく計画があります。
勤務時間
9:00~18:00
9:30~18:30
休日休暇
完全週休2日制(シフト制)
年次有給休暇(初年度 10日付与、2年目以降 11日~最大20日付与)
半日有給休暇制度
積立有給休暇制度
(年次有給休暇の残存日数を最大40日まで累積することが可能で、本人の病気や子ども・家族の介護にこの制度を利用)
リフレッシュ休暇(5日)
慶弔休暇
待遇等
■雇用形態
正社員
・試用期間2ヶ月
(雇用条件変更なし)
 
■社会保険
雇用・労災・健康・厚生年金
■健康診断
年1回
■慶弔関係
結婚祝金・出産祝金・弔慰金・
傷病見舞金
■表彰制度
永年勤続表彰
職員表彰
(町屋光明寺の発展に貢献した組織・
職員を表彰)
■教育制度
1.全職員向け業務研修
(3ヶ月に1度)
[研修内容]
仏事の専門知識
外部講師による研修
・情報セキュリティ対策
・コミュニケーションスキル向上
・AED利用方法
・ユニバーサルマナー(資格取得)
2.終活カウンセラー研修
(外部研修:資格取得)
3.e-learning研修(オンライン)
■介護に関する制度
介護休業・介護休暇
■育児に関する制度
産前産後休暇・育児休業
勤務時間内通院
通勤緩和(遅出・早退)
伝統と変化を受け入れて「革新」を生み出す寺院
500年の法統を今に伝える町屋光明寺は、都心の墓不足による墓地供給のニーズに応える自動搬送式納骨堂「東京御廟」を開発、建立。デジタルとの融合が新しい「プロジェクションマッピング法要」が話題を呼んでいる。

会社概要

設立
昭和28年12月(建立は室町時代)
住所
〒116-0002 東京都荒川区荒川7-5-8 町屋光明寺東京御廟本館
TEL
03-6806-5394
従業員数
40名(2019年3月1日現在)
事業内容
自動搬送式納骨堂の管理・運営など

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お寺にも「就業規則」 働きやすい組織を目指し大改革

町屋光明寺 
住職 大洞 龍徳

企業の「いいとこ取り」で目指す 職員満足度100%の寺

職員の働く環境を整備するため、まず手を付けたのは「就業規則」です。
10年以上前に作成したものが「存在」だけはしていたので、最新の労務関連の法律にのっとり更新しました。

しかし、それだけでは足りず、評価体系にもメスを入れましたが、人を評価することはこれほど難しいものなのかと思い知らされることになりました。
なぜなら、職員の働きは理解しているつもりでいましたが、自分の傍で働いている一部の人しか見えていなかったと気づいたからです。
 
公正な仕組みを作ろうにも、人が作る以上、100%は難しい。
しかし、苦労はしましたが、何とか職員全員が納得できる人事評価システムを作ることができたと思っています。
それにしても、複数の職員の働きを全体的に考慮する体系作りというのは大変ですね。
 
福利厚生の面では、年次有給休暇に加えて年に5日の「リフレッシュ休暇」と、年次有給が消化できなかった場合の「積み立て制度」を始めました。
「積み立て制度」は、自身の病気や家族の看護、介護の際に使える制度です。
 
職員には主婦も多く、子供の急な発熱や、両親や祖父母の介護で休まざるを得ない状況も多々生じます。
だからこそ、仕事との両立を図ることができるようなサポートを作り、それをできるだけ厚くすることで、働きやすい環境へと整備したわけです。
 

町屋光明寺
ポイント

職員の持ち味を生かすと同時に、所属部署による偏りが出にくい判断基準を設定することで、各人の目標の達成・前進度合いが判断できる人事評価制度を作りました。

定着率20%→99%への秘策 知った人財の大切さ

就職氷河期が終わり「人材不足」という言葉が聞かれるようになると、職場選びのポイントが、仕事内容ややりがいだけではない方向にシフトしていることに気づきました。
様々な家庭の事情や家庭内環境の変化に、柔軟に対応できる職場環境か否かということも重要なポイントとされるようになっていたのです。

以前の当寺におけるOJTは、先輩職員に新人がついて仕事を覚える「マンツーマン指導」でした。
これは、早く一人前に仕事がこなせるようになるメリットと同時に、先輩職員と考え方や価値観が異なると頭角を現せないという問題点もはらんでいました。
前述の人事評価制度改革は、この課題を解決するためのものでもあったのです。
 
その結果、離職率が激減しました。
ここ一年、家庭事情など特別な理由がないかぎり離職はありません。
10年前に採用した職員は10人中2人しか残っていませんから、大きな進歩と言えます。
 
こうして環境を整えたところで、今年から新卒採用を行うことにしました。
踏み切った理由は、寺自体の存続を考えれば、若い人に寺の理念を理解させ、将来的に寺の核となる人物になるように育てる必要があると考えたからです。
 
当初は、新人教育に費やす時間や人員を考えると、新卒採用は難しいと諦めていましたが、人事制度や労務制度を整備して、労働環境の基盤を作ることが大切だと気が付いた今、時は満ちたと感じています。

町屋光明寺
ポイント

一般企業と違い、寺は永続的な運営が必須の組織。なぜならご遺骨を未来永劫、お守りする役目があるからです。だからこそ、人を定着させるための環境整備がカギになると考えました。


お寺が提示すべきは、労働条件だけではない

寺が何をする場所かというと、葬儀や法要という答えを挙げる人が多いでしょう。
しかし、それよりも大切な存在理由は、仏教を伝えていくことにあります。
若い世代を中心に仏教に無関心の人が増え、観光寺院以外の寺は、そもそも何をしているか知られていないのが現状です。

仏教に「機」という言葉があります。
これはチャンスを意味する仏教用語ですが、私はまず若い人が寺に来るチャンスを増やす必要があると考えています。
そのためには、一辺倒なやり方にこだわるのではなく、多様化する「現代の価値観」に合わせていくことが必要です。
 
そこで始めたのが「町屋光明寺プロジェクト」です。ロボットの導入、ヨガや写経の体験など、若年層の流行を取り入れた様々なコンテンツを用意しました。
つまり、若い人にヒットするものを導入し、寺の方から若年層を呼び込むのです。
その一環として行っているのが、「プロジェクションマッピング法要」です。

最新技術を盛り込んだプロジェクションマッピングで、仏教の世界観を映像と音で表現し、わかりやすく仏教を伝えることで、仏の教えに興味を持つ方が増えればと考えています。

参詣された方からは、楽しかったというポジティブな感想をいただき、早くも導入による効果を感じています。
今後も、若い世代に仏教の魅力を知ってもらえるよう、続けていく予定です。
 

町屋光明寺
ポイント

寺は寺族(住職の家族)や檀家によるクローズドな運営体制が一般的。しかし、外の世界を知る職員が寺で活躍することは、寺本来の意味に立ち返ることにもつながります。




大洞 龍徳 プロフィール

1969年生まれ。無量寿山光明寺責任役員、町屋光明寺住職。自動搬送式納骨堂のプロデュースや、プロジェクションマッピング法要など斬新な取り組みを行っている。少子高齢化等の社会背景を踏まえた「苦労なき供養」を提唱し、現代に即した新たな供養の形を提案。寺院での活動以外にも、世界遺産保護や講演会の開催などを精力的に行っている。

募集要項

仕事内容
ご参拝や納骨堂見学にいらっしゃったお客様の対応、納骨堂の販売業務、ご納骨・法要や納骨堂に関する問い合わせ電話対応など、納骨堂のサービス全般を担当していただきます。
最新の施設で寺院における接遇マナーや仏教の知識を学び、故人を思いご来寺されるすべての方をおもてなしします。
募集職種
総合職[接客・販売(納骨堂運営)]
募集対象
2020年3月大学、短大、高専、各種専修学校を卒業予定の方(既卒可)
募集学部・学科
全学部・全学科
給与
【月給制】
基本給 大学:197,000円
短大・高専・各種専修学校:178,000円
(下記の諸手当/残業代は別途支給)
賞与:年2回 6月・12月(前年度実績)
昇給:年1回
諸手当
交通費:上限あり 25,000円まで支給
資格取得助成金制度:町屋光明寺の成長に貢献できる資格取得に手当を支給
勤務地
東京都荒川区
沖縄県(予定)
実務経験を積んでから、沖縄県に開設予定の寺院で勤務していただく計画があります。
勤務時間
9:00~18:00
9:30~18:30
休日休暇
完全週休2日制(シフト制)
年次有給休暇(初年度 10日付与、2年目以降 11日~最大20日付与)
半日有給休暇制度
積立有給休暇制度
(年次有給休暇の残存日数を最大40日まで累積することが可能で、本人の病気や子ども・家族の介護にこの制度を利用)
リフレッシュ休暇(5日)
慶弔休暇
待遇等
■雇用形態
正社員
・試用期間2ヶ月
(雇用条件変更なし)
 
■社会保険
雇用・労災・健康・厚生年金
■健康診断
年1回
■慶弔関係
結婚祝金・出産祝金・弔慰金・
傷病見舞金
■表彰制度
永年勤続表彰
職員表彰
(町屋光明寺の発展に貢献した組織・
職員を表彰)
■教育制度
1.全職員向け業務研修
(3ヶ月に1度)
[研修内容]
仏事の専門知識
外部講師による研修
・情報セキュリティ対策
・コミュニケーションスキル向上
・AED利用方法
・ユニバーサルマナー(資格取得)
2.終活カウンセラー研修
(外部研修:資格取得)
3.e-learning研修(オンライン)
■介護に関する制度
介護休業・介護休暇
■育児に関する制度
産前産後休暇・育児休業
勤務時間内通院
通勤緩和(遅出・早退)
伝統と変化を受け入れて「革新」を生み出す寺院
500年の法統を今に伝える町屋光明寺は、都心の墓不足による墓地供給のニーズに応える自動搬送式納骨堂「東京御廟」を開発、建立。デジタルとの融合が新しい「プロジェクションマッピング法要」が話題を呼んでいる。

会社概要

設立
昭和28年12月(建立は室町時代)
住所
〒116-0002 東京都荒川区荒川7-5-8 町屋光明寺東京御廟本館
TEL
03-6806-5394
従業員数
40名(2019年3月1日現在)
事業内容
自動搬送式納骨堂の管理・運営など

就職お役立ち情報

チェックポイントまとめ
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