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プレゼンツコンサルティング株式会社

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閉店後の仕事は極力しない 残業ゼロへの驚きの施策

プレゼンツコンサルティング株式会社 
代表取締役 土肥 賢一

営業中のサービスに全力集中 閉店作業はプロの業者に任せる

当社はハンバーガーチェーン「フレッシュネスバーガー」のフランチャイズ店を経営しています。私たちの仕事にはお客様接客やキッチン作業の他、お客様の目には触れないけれど欠かせない大切な仕事があります。飲食店で働いたことがある人であればご存知のとおり、特に閉店後の清掃作業がそれで、この仕事が意外に大変です。油ものの調理器具洗浄や1日分のゴミ出しなどは体力も結構必要で、小さな店舗でも閉店作業に1時間ほど要することもあります。この閉店後の業務時間を限りなくゼロにするために、当社では様々な取り組みを行ってきました。

取り組みを始めたきっかけは、従業員が早く帰れるために……といった美談ではありません。私は独立してからの数年間、毎日開店から閉店まで働き、翌朝も自分で開店準備をしていました。それが連日続くわけですから、仕事を早く終らせないと寝る時間が少なくなりますし、疲れもたまっていく一方です。この”負のスパイラル”から脱却するために何をしたらいいのか。いつも悪戦苦闘し続けてきました。そして、その末にたどり着いた解決策が、閉店作業をプロに任せることでした。

定期的に必要なガラス・エアコン・フロア清掃については、毎月プログラムを作って業者に委託しました。これらの清掃作業は自分たちでやると時間がかかる上、使用する洗剤の洗浄力が強いため、特に女性は手が荒れてしまいます。以前は手荒れが理由で退職していくスタッフもいましたが、この問題もなくなってきました。

また多くの店舗は、閉店時間が近づいてくると「あと少しで閉店だから、お客様が帰ったらまとめて清掃しよう」と思っています。それは言い換えれば、営業時間中、綺麗な店舗を保つための清掃を怠っているわけです。

私自身としては、仕事が早く終わってみんなの時間が生まれるので、絶対に良いやり方だと思ったのですが、アルバイトたちに大反対されました。彼らは閉店してから、みんなでワイワイ閉店作業をしたいと言います。いろいろと話して時間もかかりましたが、”客席清掃は少しずつやる””キッチンの洗いものをためない”ということを営業中から徹底するようにしました。結果的に、これが営業中のサービスを向上し、閉店後作業を削減する”一挙両得”につながる効率的な方法だと気づいたのは、随分後になってからでした。

これらの施策は、今でも店舗の運営上の礎となっており、小さな店舗が利益を出し、かつスタッフの時間を作る”スゴ技”になっています。

プレゼンツコンサルティング株式会社
ポイント

閉店後の業務を専門業者に委託することで、スタッフが接客に専念できるようになったと話す土肥社長。サービスの質の向上にも効果があるようで、まさに“一石三鳥”の施策です。

気がつけば社員は1人だけに…分岐点となった過去の出来事

私は22歳の時、大学時代にアルバイトをしていた大手ハンバーガーチェーンに入社しました。その当時はどこの会社員もみな出世競争に必死で、長時間労働に耐えられる体力と精神力が勝負の分かれ目。特に飲食業界ではワースト3K(気合・根性・休日出勤)といわれるほどのハードさがありました。

そんななかで入社から18年間みっちり仕込まれた私は、今から12年前に自信満々でハンバーガービジネスでの独立起業を決意しました。その当時、「絶対に成功する!」ということ以外は考えていませんでしたね。
 
独立からの5年間はあっという間で、店舗も毎年増えて5店舗になりました。毎日朝から夜まであちこちの店舗を飛び回っていたので、とても忙しかったです。会社勤務時代以上のハードワークをしながら、社員・アルバイトにも同じ働き方を求め、そのような教育指導をしました。「自分のやり方についてこれない人は辞めても仕方ない」という感じですから離職率も高く、せっかく新人採用してもすぐ退職するということの繰り返しでした。

そんなある時、異なる店舗でアルバイト欠員と漏電対処と食材不足の問題が同時に起こり、私一人では対応できない事態に陥りました。その時ふと気づくと、以前各店に在籍していた5人の社員がたった1人まで減り、今後の店舗運営にも危機感を覚えました。

この出来事も、閉店後の業務時間の削減に着手したきっかけのひとつです。「長い時間働くことが正しい」という考えは完全に捨てました。そして現在、当社では21時や22時に閉店する店舗がありますが、閉店したらすぐに退社できるため、仕事終わりに友人と会食したり、ジムに通ったりすることもできます。私が若い頃は、遅番になると店舗閉店作業に時間がかかって、終電を逃すこともしばしばありました。しかし、そのような働き方は長く続きません。自分のプライベート時間もしっかり確保できる環境を提供することで、働きやすい職場をつくることが大切だと考えています。

プレゼンツコンサルティング株式会社
ポイント

社員の意見を積極的に聴くようにしている土肥社長。「特に現場責任者の店長は情報処理能力と的確な判断、迅速な行動力が必要。まさに会社の主役です」とおっしゃっていました。


主婦(夫)の方も店長・管理職に! 長く働けるキャリア形成

当社の店舗拠点は東京都心部にあり、オフィス街ではランチ時間だけで1日の半分以上の売上獲得する店もあります。そうなると平日朝から昼にかけての店舗での中心的存在は主婦(夫)の方になります。しかし、以前からの固定概念で多くの店舗はシフト運営の中心を若者にして主婦(夫)は昼時間の”ワンポイントの手伝い”という位置付けになっていました。

店長だけが頑張るのではなく、本当に安定した店舗運営をするために、”主婦(夫)=ワンポイントの手伝い”という固定概念を壊していこうと決意しました。そして各店から主婦(夫)の方を抜擢して店舗責任者としてのキャリア教育を開始しましたが、「そんな責任重すぎる」「覚えることが多すぎる」といった声があがり、まったく思うようにいかない日が続きます。そんななか、「私の時間内でできる限り頑張ります」と言ってくれた人がいました。3年経った現在、その方は店長職を経てエリアマネージャーとして素晴らしい活躍をしています。そして、育児中の社員が10名も入社するきっかけも作ってくれました。店舗スタッフの小さな一言が会社を大きく動かし、より良い職場環境を創造してくれたのです。


■全員が前向きに働ける評価制度づくりへ

当社はここまでに店舗責任者育成と労働環境づくりに力を入れてきました。その結果主婦(夫)・留学生・高校生など多様な職業の方が勤務できるようになりました。社員のなかには、育児中のため夕方までの限定勤務や、介護のため日曜・休日は働けないといった様々な条件があります。そのなかで、今後考えていることが仕事の頑張りを評価できる制度づくりです。様々な勤務ニーズにあわせていくことは、言い換えれば各人それぞれ働く時間・曜日や条件が異なるということなので、全員にとっての公平な評価制度をつくることはとても難しいです。
 
だからこそこれもやりがいある仕事ですが、チャレンジ精神を盛り込んでやりがい創造できるようにしていきたい。今はこれが最大のテーマでもあります。会社文化の基本として助け合いの精神は一番大切なことで、ピープルビジネスと言われる飲食業の原点であると考えています。

プレゼンツコンサルティング株式会社
ポイント

特定の社員や店舗に仕事が集中しないように、お互いにヘルプができる協力体制を築いているプレゼンツコンサルティング株式会社。勤務シフトの柔軟性を高めるため、留学生の受け入れ態勢もしっかりと整えています。


土肥 賢一 プロフィール

1964年、東京都千代田区で生まれる。獨協大学外国語学部を卒業後、大手ハンバーガーチェーンに入社。18年間の勤務を経て2005年に退職し、有限会社プレゼントを設立。09年にプレゼンツコンサルティング株式会社へ商号を変更。座右の銘は「國士無双」(国中で最強の武士・唯一無二の存在 *麻雀の役満でもある)。

首都圏で18店舗!ハンバーガーのFC店を経営
恵比寿や成田空港第3ターミナルなど、首都圏18店舗の「フレッシュネスバーガー」をフランチャイズ経営。現役・現場・現在にこだわり、多角的に社員の“働きやすさ”を高めている。2015年には女性の活躍促進部門で東京ワークライフバランス認定企業になった。

会社概要

設立
2005年10月
住所
〒102-0083 東京都千代田区麹町3丁目5-4
事業内容
「フレッシュネスバーガー」のフランチャイズ店の経営

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閉店後の仕事は極力しない 残業ゼロへの驚きの施策

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代表取締役 土肥 賢一

営業中のサービスに全力集中 閉店作業はプロの業者に任せる

当社はハンバーガーチェーン「フレッシュネスバーガー」のフランチャイズ店を経営しています。私たちの仕事にはお客様接客やキッチン作業の他、お客様の目には触れないけれど欠かせない大切な仕事があります。飲食店で働いたことがある人であればご存知のとおり、特に閉店後の清掃作業がそれで、この仕事が意外に大変です。油ものの調理器具洗浄や1日分のゴミ出しなどは体力も結構必要で、小さな店舗でも閉店作業に1時間ほど要することもあります。この閉店後の業務時間を限りなくゼロにするために、当社では様々な取り組みを行ってきました。

取り組みを始めたきっかけは、従業員が早く帰れるために……といった美談ではありません。私は独立してからの数年間、毎日開店から閉店まで働き、翌朝も自分で開店準備をしていました。それが連日続くわけですから、仕事を早く終らせないと寝る時間が少なくなりますし、疲れもたまっていく一方です。この”負のスパイラル”から脱却するために何をしたらいいのか。いつも悪戦苦闘し続けてきました。そして、その末にたどり着いた解決策が、閉店作業をプロに任せることでした。

定期的に必要なガラス・エアコン・フロア清掃については、毎月プログラムを作って業者に委託しました。これらの清掃作業は自分たちでやると時間がかかる上、使用する洗剤の洗浄力が強いため、特に女性は手が荒れてしまいます。以前は手荒れが理由で退職していくスタッフもいましたが、この問題もなくなってきました。

また多くの店舗は、閉店時間が近づいてくると「あと少しで閉店だから、お客様が帰ったらまとめて清掃しよう」と思っています。それは言い換えれば、営業時間中、綺麗な店舗を保つための清掃を怠っているわけです。

私自身としては、仕事が早く終わってみんなの時間が生まれるので、絶対に良いやり方だと思ったのですが、アルバイトたちに大反対されました。彼らは閉店してから、みんなでワイワイ閉店作業をしたいと言います。いろいろと話して時間もかかりましたが、”客席清掃は少しずつやる””キッチンの洗いものをためない”ということを営業中から徹底するようにしました。結果的に、これが営業中のサービスを向上し、閉店後作業を削減する”一挙両得”につながる効率的な方法だと気づいたのは、随分後になってからでした。

これらの施策は、今でも店舗の運営上の礎となっており、小さな店舗が利益を出し、かつスタッフの時間を作る”スゴ技”になっています。

プレゼンツコンサルティング株式会社
ポイント

閉店後の業務を専門業者に委託することで、スタッフが接客に専念できるようになったと話す土肥社長。サービスの質の向上にも効果があるようで、まさに“一石三鳥”の施策です。

気がつけば社員は1人だけに…分岐点となった過去の出来事

私は22歳の時、大学時代にアルバイトをしていた大手ハンバーガーチェーンに入社しました。その当時はどこの会社員もみな出世競争に必死で、長時間労働に耐えられる体力と精神力が勝負の分かれ目。特に飲食業界ではワースト3K(気合・根性・休日出勤)といわれるほどのハードさがありました。

そんななかで入社から18年間みっちり仕込まれた私は、今から12年前に自信満々でハンバーガービジネスでの独立起業を決意しました。その当時、「絶対に成功する!」ということ以外は考えていませんでしたね。
 
独立からの5年間はあっという間で、店舗も毎年増えて5店舗になりました。毎日朝から夜まであちこちの店舗を飛び回っていたので、とても忙しかったです。会社勤務時代以上のハードワークをしながら、社員・アルバイトにも同じ働き方を求め、そのような教育指導をしました。「自分のやり方についてこれない人は辞めても仕方ない」という感じですから離職率も高く、せっかく新人採用してもすぐ退職するということの繰り返しでした。

そんなある時、異なる店舗でアルバイト欠員と漏電対処と食材不足の問題が同時に起こり、私一人では対応できない事態に陥りました。その時ふと気づくと、以前各店に在籍していた5人の社員がたった1人まで減り、今後の店舗運営にも危機感を覚えました。

この出来事も、閉店後の業務時間の削減に着手したきっかけのひとつです。「長い時間働くことが正しい」という考えは完全に捨てました。そして現在、当社では21時や22時に閉店する店舗がありますが、閉店したらすぐに退社できるため、仕事終わりに友人と会食したり、ジムに通ったりすることもできます。私が若い頃は、遅番になると店舗閉店作業に時間がかかって、終電を逃すこともしばしばありました。しかし、そのような働き方は長く続きません。自分のプライベート時間もしっかり確保できる環境を提供することで、働きやすい職場をつくることが大切だと考えています。

プレゼンツコンサルティング株式会社
ポイント

社員の意見を積極的に聴くようにしている土肥社長。「特に現場責任者の店長は情報処理能力と的確な判断、迅速な行動力が必要。まさに会社の主役です」とおっしゃっていました。


主婦(夫)の方も店長・管理職に! 長く働けるキャリア形成

当社の店舗拠点は東京都心部にあり、オフィス街ではランチ時間だけで1日の半分以上の売上獲得する店もあります。そうなると平日朝から昼にかけての店舗での中心的存在は主婦(夫)の方になります。しかし、以前からの固定概念で多くの店舗はシフト運営の中心を若者にして主婦(夫)は昼時間の”ワンポイントの手伝い”という位置付けになっていました。

店長だけが頑張るのではなく、本当に安定した店舗運営をするために、”主婦(夫)=ワンポイントの手伝い”という固定概念を壊していこうと決意しました。そして各店から主婦(夫)の方を抜擢して店舗責任者としてのキャリア教育を開始しましたが、「そんな責任重すぎる」「覚えることが多すぎる」といった声があがり、まったく思うようにいかない日が続きます。そんななか、「私の時間内でできる限り頑張ります」と言ってくれた人がいました。3年経った現在、その方は店長職を経てエリアマネージャーとして素晴らしい活躍をしています。そして、育児中の社員が10名も入社するきっかけも作ってくれました。店舗スタッフの小さな一言が会社を大きく動かし、より良い職場環境を創造してくれたのです。


■全員が前向きに働ける評価制度づくりへ

当社はここまでに店舗責任者育成と労働環境づくりに力を入れてきました。その結果主婦(夫)・留学生・高校生など多様な職業の方が勤務できるようになりました。社員のなかには、育児中のため夕方までの限定勤務や、介護のため日曜・休日は働けないといった様々な条件があります。そのなかで、今後考えていることが仕事の頑張りを評価できる制度づくりです。様々な勤務ニーズにあわせていくことは、言い換えれば各人それぞれ働く時間・曜日や条件が異なるということなので、全員にとっての公平な評価制度をつくることはとても難しいです。
 
だからこそこれもやりがいある仕事ですが、チャレンジ精神を盛り込んでやりがい創造できるようにしていきたい。今はこれが最大のテーマでもあります。会社文化の基本として助け合いの精神は一番大切なことで、ピープルビジネスと言われる飲食業の原点であると考えています。

プレゼンツコンサルティング株式会社
ポイント

特定の社員や店舗に仕事が集中しないように、お互いにヘルプができる協力体制を築いているプレゼンツコンサルティング株式会社。勤務シフトの柔軟性を高めるため、留学生の受け入れ態勢もしっかりと整えています。




土肥 賢一 プロフィール

1964年、東京都千代田区で生まれる。獨協大学外国語学部を卒業後、大手ハンバーガーチェーンに入社。18年間の勤務を経て2005年に退職し、有限会社プレゼントを設立。09年にプレゼンツコンサルティング株式会社へ商号を変更。座右の銘は「國士無双」(国中で最強の武士・唯一無二の存在 *麻雀の役満でもある)。

首都圏で18店舗!ハンバーガーのFC店を経営
恵比寿や成田空港第3ターミナルなど、首都圏18店舗の「フレッシュネスバーガー」をフランチャイズ経営。現役・現場・現在にこだわり、多角的に社員の“働きやすさ”を高めている。2015年には女性の活躍促進部門で東京ワークライフバランス認定企業になった。

会社概要

設立
2005年10月
住所
〒102-0083 東京都千代田区麹町3丁目5-4
事業内容
「フレッシュネスバーガー」のフランチャイズ店の経営

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