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王子不動産株式会社

王子不動産株式会社

一挙両得の働き方改革~「19時消灯」が会社を変えた~

王子不動産株式会社 
代表取締役社長 小林 健司

最初は反対の声も…驚くべき成果が実現 

当社を含む王子グループでは、働き方改革の一環として年間総労働時間の目標値を定めています。「業務の効率化」、「19時消灯(目標80%以上)」、「年休取得推進(目標80%以上)」等の取り組みによって、従業員一人ひとりが能力を最大限に発揮できる環境づくりをしています。

建設・不動産業界はとかく長時間労働が問題視されがちですが、当社はそれとは一線を画し、心身ともに健康な状態を維持できるように総労働時間の削減を推進しています。

実は、「19時消灯」を始めた当初、「ますます仕事が終わらなくなってしまう」と反対する社員が多数を占めていました。しかし、いざ実践してみると、1時間あたりの生産性は大きく向上。残業するとしても「19時までしか会社に残れない」という意識が芽生えたことで仕事のやり方を変え、残業しないための働き方が浸透し、本当に19時前に仕事が終わるようになってきたのです。これには私も驚きましたし、人間やればできるものだということを再認識しました。

「19時消灯」の取り組みがもたらしたメリットは、従業員の心身の健康だけではありません。プライベートの時間が増えたことで、それぞれが思い思いの時間を過ごせるようになりました。例えば、当社の仕事には宅地建物取引士(宅建)や一級建築士の資格は欠かせないものですが、これらの資格取得のための勉強時間にあてることも可能となります。もちろん、仕事帰りに同僚同士で食事に行き、コミュニケーションを深めることもできます。建設業界には納期がつきものですので、場合によっては残業せざるを得ないこともあります。しかし、その分は他の日に休んだり、フレックスを使うことを徹底しています。「年休取得率80%以上」の取り組みも含めて、従業員の働きやすい職場づくりに努めています。

王子不動産株式会社
ポイント

働き方改革に取り組んでいる王子不動産株式会社。「従業員一人ひとりが能力を最大限に発揮できる環境づくりをしています」と小林社長は胸を張ります。

コミュニケーションの重要性を再認識した光景

2015年、私は王子不動産の生え抜き社員として初の社長に就任しました。それだけに社員の動向は常に気にしており、実績を上げながら働きやすい環境にするにはどうすればいいのか、常に頭を巡らせています。その一環が、社員一人ひとりに目標を設定させる取り組みです。

当社は毎年上半期と下半期に目標を達成したかどうか、各部署の直属の上司と部下が面談しています。半年というスパンのなかで、どのような目標を設定してどのような成果を上げることができたのか、あるいはできなかったとしたら何が足りなかったのか、などの確認を繰り返すことで、個人のスキルアップと従業員同士のコミュニケーションの充実を図ることを目的としています。

同じ職場で働いているといっても毎日全員と会話をするわけではありません。そこで2年前から社員同士の親睦を深めようと、ボウリング大会など、みんなで楽しめるレクリエーションイベントを開催しています。そして、これによって驚くべき発見がありました。

それまでは上司は上司同士、部下は部下同士、あるいは同じ部門内の社員同士で話すことが多かったのですが、社内イベントを通じてコミュニケーションをとることにより職場でも会話をする機会が増え、各部門がより連携して仕事をするようになってきたのです。

こうした現実を目の当たりにして、「コミュニケーションの重要性」をあらためて認識した思いです。

王子不動産株式会社
ポイント

コミュニケーションの活性化により「部署間の情報交換が活発になった」と語る小林社長。部署の垣根を越えた情報共有が、大きなプロジェクトにつながったケースもあるようです。


「元気で明るい人」が将来を担う幹部候補生

将来の市況が見通せない不動産業界並びに日進月歩で進んでいる建設技術に対応するための人材不足がここ数年懸念されています。こうした事態を真摯に受け止めつつ、若い人たちに会社の未来を託していきたいと考えています。

当社では将来を担う幹部候補生として、自己の向上を図りたい人や進取の気性と創造性を持った人などを挙げています。もちろん、それらも求める要素ですが、私が最も一緒に働きたい人物像は「元気で明るい人」です。どんな状況においても前向きで、かつ積極的に取り組んでいくには、笑顔でハキハキ話すことが欠かせません。はつらつとした態度は心がけひとつだけで、経験やスキルなどは必要としません。社内を明るい雰囲気にしてくれるような人は、会社にとって必要な人材です。若い人たちにはベテラン社員にはないフレッシュさで、会社をグイグイ引っ張っていってほしいと思います。

また、当社の仕事は免許業務、つまり資格を必要とします。不動産業務に携わっているならば宅建を筆頭にマンション管理士や不動産鑑定士、建設業務においては、一級建築士の資格が不可欠となります。不動産業界において、とくに宅建は重要で、どんなに優秀な不動産の営業マンでも、この資格がなければ売主様や買主様に対して、契約時における重要事項説明等ができません。できるだけ若いうちに、もっと言えば入社してから3年目くらいまでに宅建の資格を取得して、仕事の幅を広げてステップアップしてほしいです。

王子グループは日本有数の土地保有企業であり、森林だけでなく社宅跡地や未利用地など、有効活用できる土地がまだまだたくさんあります。無限の可能性を秘めた当社で、ぜひ活躍していただきたいと願っています。

王子不動産株式会社
ポイント

王子不動産株式会社で初のプロパー社長となった小林社長。「チャンスがあることを社員たちに伝え続けるために、今後も頑張らないと」と兜の緒を締めていました。


小林 健司 プロフィール

1959(昭和34)年生まれ、北海道出身。王子不動産株式会社に入社後、建設や不動産販売・仲介などで実績を重ね、2015年に代表取締役社長に就任。座右の銘は「一期一会」。
不動産、FM、建設事業を展開する王子HDグループ企業
創業140年の歴史を誇り、紙パルプメーカーを代表する王子製紙(現・王子ホールディングス)株式会社により昭和34年に設立。日本有数の土地保有企業である王子ホールディングスが保有する不動産の管理や有効活用をはじめ、永年の経験によって培われたノウハウを生かして幅広い事業分野で活動。不動産事業、ファシリティマネジメント事業、建設事業が有機的に連携し、顧客に新たな価値を提供する。

会社概要

設立
1959年(昭和34年)12月18日
住所
〒104-0061 東京都中央区銀座5-12-8 王子ホールディングス1号館7F
資本金
6億5,000万円
TEL
03-3542-9411
従業員数
206名(2017年3月31日現在)
事業内容
・住宅・マンション等の建設、販売
・住宅用地の造成・販売
・賃貸ビル・賃貸マンションの経営
・土木・建築の設計監理・請負およびコンサルティング
・不動産の仲介・鑑定・コンサルティング
・建物の管理
・スポーツ施設の経営

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一挙両得の働き方改革~「19時消灯」が会社を変えた~

王子不動産株式会社 
代表取締役社長 小林 健司

最初は反対の声も…驚くべき成果が実現 

当社を含む王子グループでは、働き方改革の一環として年間総労働時間の目標値を定めています。「業務の効率化」、「19時消灯(目標80%以上)」、「年休取得推進(目標80%以上)」等の取り組みによって、従業員一人ひとりが能力を最大限に発揮できる環境づくりをしています。

建設・不動産業界はとかく長時間労働が問題視されがちですが、当社はそれとは一線を画し、心身ともに健康な状態を維持できるように総労働時間の削減を推進しています。

実は、「19時消灯」を始めた当初、「ますます仕事が終わらなくなってしまう」と反対する社員が多数を占めていました。しかし、いざ実践してみると、1時間あたりの生産性は大きく向上。残業するとしても「19時までしか会社に残れない」という意識が芽生えたことで仕事のやり方を変え、残業しないための働き方が浸透し、本当に19時前に仕事が終わるようになってきたのです。これには私も驚きましたし、人間やればできるものだということを再認識しました。

「19時消灯」の取り組みがもたらしたメリットは、従業員の心身の健康だけではありません。プライベートの時間が増えたことで、それぞれが思い思いの時間を過ごせるようになりました。例えば、当社の仕事には宅地建物取引士(宅建)や一級建築士の資格は欠かせないものですが、これらの資格取得のための勉強時間にあてることも可能となります。もちろん、仕事帰りに同僚同士で食事に行き、コミュニケーションを深めることもできます。建設業界には納期がつきものですので、場合によっては残業せざるを得ないこともあります。しかし、その分は他の日に休んだり、フレックスを使うことを徹底しています。「年休取得率80%以上」の取り組みも含めて、従業員の働きやすい職場づくりに努めています。

王子不動産株式会社
ポイント

働き方改革に取り組んでいる王子不動産株式会社。「従業員一人ひとりが能力を最大限に発揮できる環境づくりをしています」と小林社長は胸を張ります。

コミュニケーションの重要性を再認識した光景

2015年、私は王子不動産の生え抜き社員として初の社長に就任しました。それだけに社員の動向は常に気にしており、実績を上げながら働きやすい環境にするにはどうすればいいのか、常に頭を巡らせています。その一環が、社員一人ひとりに目標を設定させる取り組みです。

当社は毎年上半期と下半期に目標を達成したかどうか、各部署の直属の上司と部下が面談しています。半年というスパンのなかで、どのような目標を設定してどのような成果を上げることができたのか、あるいはできなかったとしたら何が足りなかったのか、などの確認を繰り返すことで、個人のスキルアップと従業員同士のコミュニケーションの充実を図ることを目的としています。

同じ職場で働いているといっても毎日全員と会話をするわけではありません。そこで2年前から社員同士の親睦を深めようと、ボウリング大会など、みんなで楽しめるレクリエーションイベントを開催しています。そして、これによって驚くべき発見がありました。

それまでは上司は上司同士、部下は部下同士、あるいは同じ部門内の社員同士で話すことが多かったのですが、社内イベントを通じてコミュニケーションをとることにより職場でも会話をする機会が増え、各部門がより連携して仕事をするようになってきたのです。

こうした現実を目の当たりにして、「コミュニケーションの重要性」をあらためて認識した思いです。

王子不動産株式会社
ポイント

コミュニケーションの活性化により「部署間の情報交換が活発になった」と語る小林社長。部署の垣根を越えた情報共有が、大きなプロジェクトにつながったケースもあるようです。


「元気で明るい人」が将来を担う幹部候補生

将来の市況が見通せない不動産業界並びに日進月歩で進んでいる建設技術に対応するための人材不足がここ数年懸念されています。こうした事態を真摯に受け止めつつ、若い人たちに会社の未来を託していきたいと考えています。

当社では将来を担う幹部候補生として、自己の向上を図りたい人や進取の気性と創造性を持った人などを挙げています。もちろん、それらも求める要素ですが、私が最も一緒に働きたい人物像は「元気で明るい人」です。どんな状況においても前向きで、かつ積極的に取り組んでいくには、笑顔でハキハキ話すことが欠かせません。はつらつとした態度は心がけひとつだけで、経験やスキルなどは必要としません。社内を明るい雰囲気にしてくれるような人は、会社にとって必要な人材です。若い人たちにはベテラン社員にはないフレッシュさで、会社をグイグイ引っ張っていってほしいと思います。

また、当社の仕事は免許業務、つまり資格を必要とします。不動産業務に携わっているならば宅建を筆頭にマンション管理士や不動産鑑定士、建設業務においては、一級建築士の資格が不可欠となります。不動産業界において、とくに宅建は重要で、どんなに優秀な不動産の営業マンでも、この資格がなければ売主様や買主様に対して、契約時における重要事項説明等ができません。できるだけ若いうちに、もっと言えば入社してから3年目くらいまでに宅建の資格を取得して、仕事の幅を広げてステップアップしてほしいです。

王子グループは日本有数の土地保有企業であり、森林だけでなく社宅跡地や未利用地など、有効活用できる土地がまだまだたくさんあります。無限の可能性を秘めた当社で、ぜひ活躍していただきたいと願っています。

王子不動産株式会社
ポイント

王子不動産株式会社で初のプロパー社長となった小林社長。「チャンスがあることを社員たちに伝え続けるために、今後も頑張らないと」と兜の緒を締めていました。




小林 健司 プロフィール

1959(昭和34)年生まれ、北海道出身。王子不動産株式会社に入社後、建設や不動産販売・仲介などで実績を重ね、2015年に代表取締役社長に就任。座右の銘は「一期一会」。

不動産、FM、建設事業を展開する王子HDグループ企業
創業140年の歴史を誇り、紙パルプメーカーを代表する王子製紙(現・王子ホールディングス)株式会社により昭和34年に設立。日本有数の土地保有企業である王子ホールディングスが保有する不動産の管理や有効活用をはじめ、永年の経験によって培われたノウハウを生かして幅広い事業分野で活動。不動産事業、ファシリティマネジメント事業、建設事業が有機的に連携し、顧客に新たな価値を提供する。

会社概要

設立
1959年(昭和34年)12月18日
住所
〒104-0061 東京都中央区銀座5-12-8 王子ホールディングス1号館7F
資本金
6億5,000万円
TEL
03-3542-9411
従業員数
206名(2017年3月31日現在)
事業内容
・住宅・マンション等の建設、販売
・住宅用地の造成・販売
・賃貸ビル・賃貸マンションの経営
・土木・建築の設計監理・請負およびコンサルティング
・不動産の仲介・鑑定・コンサルティング
・建物の管理
・スポーツ施設の経営

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