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東京電工株式会社

代表インタビュー

代表の熱い想いから「働きたい!」企業を見つけよう

「成長を実感できる制度」で業界特有の早期離職にSTOP

東京電工株式会社 
代表取締役 山本 浩司
若手×挑戦
東京電工株式会社

教育制度の充実や職場環境の改善に注力。若手社員が活躍する機会も多数設けるなど、社員が挑戦・成長できる環境づくりに取り組んでいます。

創業67年の経験と実績を誇る工事のプロフェッショナル
電気、空調、消防、電気通信設備工事での豊富な実績を武器に、提案から設計、施工、管理まで全てを行う工事のプロフェッショナル。創業67(設立55)年目の老舗企業ながら従業員の平均年齢は34歳と若く、活気と団結力も魅力。

すべての始まりは一本の電話から

15年前、ニュージーランドで暮らしていた私のもとに一本で電話がかかってきました。それは日本からの国際電話で、祖父の訃報を伝えるものでした。同時にその電話口で、祖父の会社を継がないか、という打診を受けました。
 

 

私は学生の頃から海外生活に興味があり、大学時代には夏休みと春休みが来るたびに、丸々1ヵ月間を海外で過ごしていたほど海外暮らしに強い憧れを抱いていました。そして、大学卒業後にアパレル商社で6年間勤務した後、永住を視野に入れてニュージーランドへ渡りました。

祖父の会社の事業承継の話が舞い込んだのは、ニュージーランドに住んで1年が過ぎた頃でした。実はその時、私は永住するための生活の基盤づくりを目的に、一度日本に戻ってアルバイトをしてお金を貯めようと思っていた時期でもありました。

会社の経営者になれば、永住という自分の夢を短期間で実現できるのではないか。

それが祖父の会社を継いだ時の正直な気持ちでした。ところが、順風満帆と聞いていた会社は経営状態が芳しくなく、ただ席に座って判子を押すだけのような楽な仕事ではありませんでした。それでも、この会社を立て直さなければ私の夢は叶いません。

5年で立て直そう。やるしかない。その一心でした。建設業界未経験だった私は業界関連の知識や経営・経理のスキルの習得に努めながら、前職の経験を生かした顧客獲得に奔走しました。

それから2、3年で会社の経営状態は好転しました。しかし、私はニュージーランドへは戻らずに、現在も日本で仕事をしています。その理由は、ニュージーランドで暮らしたことで、日本で働くことの良さを知ることができたからです。

日本には自分の努力と挑戦次第でなんでもやっていける環境がありますし、成果も表れるので社会とのつながりを感じながら働くことができます。一方、私がニュージーランドで暮らしていたサーフィンの町では、波が良い日はみんな当たり前のように仕事を休んでいました(笑)。東京で生まれ育った私には、日本の働き方のほうが性に合っていたのでしょうね。

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ポイント

終始明るい語り口調でインタビューに応じてくださった山本社長。学生時代にはたまたま隣の席に座っただけで話しかけたり、知り合いの知り合いがいるサークルにも参加するなど、積極的に友好関係を広めていたとのこと。そのつながりは現在も継続しているそうです。

喜びの機会を多く創出する「成長を実感できる制度」

現在の建設業界は高年齢化という問題に直面しています。さらに将来を見据えると、日本人の労働人口が大きく不足する2025年問題も待ち構えています。

そのような状況のなか、当社は従業員の平均年齢が34歳という若さと、彼らの団結力の強さがアピールポイントです。私の役割は、そんな若手社員が大きく成長できるように教育制度の充実を進めることです。

当社の教育は、技術力と人間力の二軸です。最近ではコミュニケーション力などの人間力を育む研修を特に重視しています。その理由は、建設業は様々な人と連携を取りながら仕事をするため、人間力が備わっていなければ、いくら技術や知識があっても現場で活躍することはできないからです。

そこで当社では、人間力育成の施策として、従業員を年代別に分け、各年代層に合った社員教育を行う時間を月に少なくても1回は必ず設けています。

例えば、入社1~2年目の社員を対象にした研修ミーティングでは、入社直後の研修で習ったビジネスマナーやコミュニケーション方法をチェックしたり、入社当時の志や想いが高いレベルで保たれているかを再確認しています。また、中堅クラスのミーティングでは若手社員の育て方やリーダーシップ教育を取り入れています。

人間力の強化を始めたのはここ2、3年ですが、現場での他社の方々との意思疎通はもちろん、社内の団結力強化といった効果も如実に表れています。

技術面ではOff-JTを効果的に取り入れています。新卒で入社をしていただくと、外部の教育機関と社内教育を同時進行で行います。どちらも内容は非常に濃く、急速な成長が期待できます。

電気工事は技術職のため、会社説明会で、理系出身でなければいけないのか、とよく質問されます。しかし、それは先入観によって壁がつくられているだけで、実はそれほど専門的なものではありません。実際に、当社の従業員は文系出身、理系出身を問わず活躍しています。

ただ、技術職は、自分の成長度合いを感じづらい点に難しさがあります。この業界の3年未満の離職率が高いのは、それが原因です。自分の成果をすぐに感じることができれば喜びに触れる機会が増えますし、仕事もどんどん面白くなるはずです。

そこで当社では、「成長を実感できる制度」の導入を進めています。その一例がグレード制の導入で、技術やスキルのレベルを細分化し、社員たちの現在のレベルを可視化できるようにしました。それにより、社員たちは各レベルをクリアする度に成功体験を得ることができますし、次のレベルにもチャレンジしやすくなります。

「頑張れ!」と言うだけでは漠然としすぎていて、社員たちは何を、どう頑張ればよいのか悩んだり迷ったりするはずです。グレード制の導入などによって社員それぞれのビジョンが具体化され、モチベーションの向上につながれば、経営者として嬉しい限りです。

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ポイント

先輩や上司とざっくばらんに相談できる機会を頻繁に設けている山本社長。たとえばフットサルや食事会を開催して、社員の団結力や組織の一体感を醸成しているようです。


働きやすさ=仕事の醍醐味を味わえること

「将来、社長をやってくれますか?」

私は面接でそのような質問をしています。その時、「やらしてもらえるのであれば、ぜひやりたい」と答えてくれるような人と、私は一緒に働きたいです。そういう方々は活力と希望に満ちあふれていますし、なにより主体性を持って仕事に向き合える人財だからです。

今後はそのような主体的な人財が夢や希望を実現できる環境を社内につくっていきたいです。たとえば「支店長になりたい」「取締役になりたい」という意欲の高い社員がいれば、その目標を実現できるような会社へ成長・発展しなければならないと考えています。

同時に、労働環境の改善にも積極的に取り組んでいかなければなりません。建設業界の労働環境は、以前よりも良くなっていますが、まだまだ改善の余地は多く残っています。確かに、建設業は協調性が必要な仕事なので、当社1社が休むだけで他の会社様に迷惑がかかりますし、そのことが原因で仕事が無くなってしまっては本末転倒です。

しかし、その状況を“仕方がない”で終わらせていたら改善は一向に進みません。当社では、全社員が立てる年間目標のなかに、労働環境の改善という項目を設けています。そこには必ず「有給休暇消化率70%以上」と「年間残業時間の削減」という目標を掲げるように義務付けています。

また、有給休暇を取りやすい雰囲気づくりも徹底しています。中間管理職が部下の有給消化率を把握しているので、閑散期には積極的に有給休暇の消化を促すようにしています。今後も以上のような社内でできる改善を積極的に行っていくつもりです。

最後に、私が考える働きやすさは、“責任を伴う自由”がある職場だと思います。「いつまでにこの業務を終わらせなさい」と言われてやらされる仕事が面白いはずがありません。自分の自由なアイデアが採用され、自分から率先して行動し、それが成果となって評価につながる――それこそが仕事の醍醐味だと思います。

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ポイント

会社説明会で、学生のうちにやっておくべきことは何か、とよく尋ねられるという山本社長。その答えを伺うと、「自由に使える時間が豊富にあるのは学生の特権。様々な経験を積んで、その中から多くのことを吸収してもらいたい」と話してくださりました。学生時代に何度も海外に滞在した山本社長ご自身の経験が息づいたコメントでした。



山本 浩司 プロフィール

1971年東京都生まれ。95年に日本大学商学部を卒業し、アパレル関連の商社へ入社。退職後、ニュージーランド暮らしを経て2002年に祖父が創業した東京電工株式会社に入社、事実上の経営トップに就く。2015年に代表取締役就任。一級電気施工管理技士、一級管工事施工管理技士、第一種電気工事師、消防設備士甲4類、二級建設経理士の資格を保有。

事業内容

■マンション、ホテル、病院、スタジアムなどあらゆる新築建物の電気設計、施工
 ※電気、空調、消防、電気通信、防犯設備の設計、施工を一括で対応

会社概要

会社名
東京電工株式会社
設立
昭和37年4月
住所
〒181-0012
東京都三鷹市上連雀7-20-10
資本金
4000万円
TEL
0422-44-5591
従業員数
30名
社員平均年齢
30代
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