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株式会社びーぐっとじゃぱん

株式会社びーぐっとじゃぱん

改革への第一歩 仕組みづくりで働きやすさを追求

株式会社びーぐっとじゃぱん 
代表取締役社長 伊藤 吾多

学生起業家選手権で優勝 大学3年生で起業

私がビジネスに興味を抱いたのは小学4年生の頃、家族旅行先の中国での“ある出来事”に遭遇したことがきっかけでした。

ある出来事――それは、生まれながらにホームレスの幼い兄弟を目撃したことです。そのときに受けた衝撃は相当なものでした。そして、同時に芽生えたのが、ホームレスの子どもたちを支援できるくらいのお金持ちになりたい、という想いでした。

しかし、高校、大学と進むにつれて、たとえ募金のシステムを作ったとしても、たった一人の学生が動いたところで上手くはいかないという現実を痛感するようになりました。そこで、まずはどこかで働いてみようと思い立って始めたアルバイトが新聞勧誘員でした。学生とはいえ、私も必死になって売ったので、多い時には1ヵ月で80万円ほど稼ぐ時期もありましたね。大学1年生でそれだけの収入を得ていたので、正直、調子に乗っていました(笑)。しかし、そんな私を見た母親から「あなたがそれだけの給料をもらっているということは、あなたを雇っている会社はその3倍、4倍を売り上げているんだよ」と言われ、その言葉に思わず息を飲みました。

母親の言葉を機に、自分で事業を始めるという明確な目標が見つかりました。そこでアメリカのビジネスモデルを勉強したいと思い、アメリカへの留学を決意。当時アメリカで流行っていたものや魅力的なビジネスがあれば、片っ端からノートに書き込んでいましたね。ところが、ノートに書いたビジネスは既に日本で事業として成り立っているものばかり。新たにビジネスになりそうなものはありませんでした。

留学中に一番面白かったことは、何だったのだろう。帰国後、そう考えた末に思い至ったのが「シェアハウス」でした。ルームメイトのアメリカ人たちと過ごした“シェアハウスでの日々”が本当に楽しかったんです。それに、「ルームメイトがアメリカ人」って聞くと、カッコよく聞こえるじゃないですか(笑)。それと同じように、外国人の留学生が「日本人と住んでいる」というとやっぱりカッコいいんですよね。そんな空間を日本に作りたい。日本人と外国人が一緒に暮らせる楽しい家を作りたい。私が目指す事業の方向性がより明確になりましたね。

とはいえ、当時は大学3年生で起業資金は持っていません。そんな時に私の目に飛び込んできたのが「学生起業家選手権」のポスターでした。もともと得意だったプレゼンも実って、その大会で優秀賞を受賞。賞金300万円を獲得したのが、大学3年生の10月でした。そして1ヵ月後、賞金を起業資金にして、びーぐっとじゃぱんを立ち上げました。

2017年で創業11年目。おかげさまで売上も伸びており、小学4年生で抱いたホームレスの子どもたちを支援したいという想いも、「国連WFP」に毎月募金するというかたちで実現しています。

株式会社びーぐっとじゃぱん
ポイント

「ニコニコした福沢諭吉がもらえるビジネスをしたい」と笑う伊藤社長。ユニークな語り口調のなかに事業への情熱が感じられました。

「礼節、元気、積極性」を心得ている方々とともに

当社には企業理念、行動指針、基本心得があります。これらは私が当社を経営していくうえで軸となる考え方で、そのうちの基本心得が当社の採用基準になっています。

基本心得で掲げているのは「礼節、元気、積極性」の3つです。

ひとつめの「礼節」とは、威儀を正し、儀礼を尽くすことです。ただし、当社の場合、敬語や礼儀や服装などで礼儀を尽くすのではなく、お客様にとって一番快適でストレスがないように対応することが一番の「礼節」であると考えています。

現在、当社のお客様の7割が外国人の方です。外国人に対応する際、敬語を使ったり、丁寧な言葉で話したりしても、相手に正しく伝わらないことが多くあります。そのため、敬語を使うよりも「どうしたの?」「何があったの?」などのかみ砕いた言葉を使った方が理解されやすいケースが多いです。どんな形であれ言葉は相手に伝わることが大切だと考えています。服装も、不動産といえばスーツでビシッと決めるイメージがあると思いますが、当社にはそのような決まりはありません。もちろん、場合によっては正装も必要になりますが、型にはまることなく柔軟に対応することを重視しています。

ふたつめの「元気」には、“常時前進、元気こそがやる気の源”という想いを込めています。元気があれば誰でもプラス思考になります。しかし、元気がなければその雰囲気は周囲に感染してしまいます。これほど組織に悪影響を及ぼすものはないと思います。

そして、「積極性」です。自分で設定したゴールにアプローチしていくときに大切なことは、ゴールできたか否かの結果ではなく、ゴールに向かって積極的に取り組めたかどうかというプロセスです。ゴールを見据えて積極的に行動し、わからないことがあれば周囲に聞くことが大切だと思います。

以上の「礼節、元気、積極性」を備えた方と一緒に実現したいことが、put a smile in your heart――私たちは私たちに関わるすべての人の笑顔を創造します、という企業理念の実践です。

私は従業員に「笑っているお金をいただくビジネスをしよう」と話しています。入居者の方々に楽しんでいただき、充実した生活の対価としていただくお金を大切にしていきたいと思っています。

株式会社びーぐっとじゃぱん
ポイント

経営の神様こと稲盛和夫氏の私塾「盛和塾」に通っていた伊藤社長。企業理念や行動指針などの設定の大切さを学んだとおっしゃっていました。


ワーク・ライフ バランス向上へ 既婚の女性社員をモデルケースに

当社は、社員の7割が女性です。そのなかには既婚の女性社員もいます。そのような社員を、できれば夕方6時には帰宅させてあげたいと考えています。ただ、当社はベンチャー企業でまだまだ業務が忙しいため、以前は定時で退社することが難しい状況でした。

その状況をなんとかして打破したい。そのような思いもあって、2016年からその女性社員が夕方で帰宅できる仕組みをつくりました。社員たちのワーク・ライフ バランスを向上させるために、まずはその女性社員にモデルケースになってもらうためです。

他にも、社員が働きやすくなる仕組みづくりをさらに進めたいと考えています。基幹システムの導入もその一環です。基幹システムを導入し、仕事のムダを省くことで、業務の作業効率は格段に向上していきますし、現状の課題である残業時間の減少にも良い影響を与えることは明らかです。

前述のとおり、私が追求する事業は、外国人と日本人が一緒に暮らせる楽しい家を日本に作ることです。最近、金銭的な問題で留学できない方が多くいらっしゃると聞きます。当社のシェアハウスの入居者は7割が外国人の留学生です。そのシェアハウスに日本人が住めば、“国内留学”ができます。外国人留学生にとっても、日本人と一緒に暮らすことは良い経験になります。つまり、双方にとってメリットが豊富です。

なので、メンバーには当社が成長することで日本の国際化に寄与していることを意識しながら働いてもらいたいですね。私が理想とするシェアハウスは“ビュッフェ”です。スパゲッティーとハンバーグだけではちょっと物足りませんよね。そこにベトナムの春巻きだったりタイのトムヤムクンだったり、フランス料理やスウェーデンの郷土料理などもあると、バラエティーに富んだメニューになります。ビュッフェのようにシェアハウスで世界中の人と交流できる空間を日本に作っていくことが今後のビジョンです。これからも、日本の国際化を住宅から促進していくために、さまざまな施策を打っていきたいと考えています。

株式会社びーぐっとじゃぱん
ポイント

びーぐっとじゃぱんの社名の由来は「日本、しっかりしろ」。ちなみに、仮名表記にしたのは姓名判断で画数が一番良かったからだそうです。


伊藤 吾多 プロフィール

 
1985年 東京都生まれ
2004年 法政大学第一高等学校卒業
  法政大学経営学部入学
2006年 東京都学生起業家選手権で優秀賞受賞
  株式会社びーぐっとじゃぱん設立
​2008年 法政大学経営学部卒業
シェアハウス事業で日本の国際化を促進
シェアハウス事業など、外国人留学生に日本で住む場所を提供している。外国人と日本人がひとつ屋根の下で暮らせる空間を提供し、日本で“国内留学”できる環境づくりを通じて日本の国際化にも寄与している。

会社概要

設立
2006年11月22日
住所
〒162-0825
東京都新宿区神楽坂3-6-10 ヒルサイド神楽坂2階
資本金
600万円
TEL
03-5206-330
従業員数
10人(2016年5月 現在)
事業内容
■ルームシェア事業
■留学生住宅最適化事業

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株式会社びーぐっとじゃぱん

株式会社びーぐっとじゃぱん

企業情報独自×成長
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改革への第一歩 仕組みづくりで働きやすさを追求

株式会社びーぐっとじゃぱん 
代表取締役社長 伊藤 吾多

学生起業家選手権で優勝 大学3年生で起業

私がビジネスに興味を抱いたのは小学4年生の頃、家族旅行先の中国での“ある出来事”に遭遇したことがきっかけでした。

ある出来事――それは、生まれながらにホームレスの幼い兄弟を目撃したことです。そのときに受けた衝撃は相当なものでした。そして、同時に芽生えたのが、ホームレスの子どもたちを支援できるくらいのお金持ちになりたい、という想いでした。

しかし、高校、大学と進むにつれて、たとえ募金のシステムを作ったとしても、たった一人の学生が動いたところで上手くはいかないという現実を痛感するようになりました。そこで、まずはどこかで働いてみようと思い立って始めたアルバイトが新聞勧誘員でした。学生とはいえ、私も必死になって売ったので、多い時には1ヵ月で80万円ほど稼ぐ時期もありましたね。大学1年生でそれだけの収入を得ていたので、正直、調子に乗っていました(笑)。しかし、そんな私を見た母親から「あなたがそれだけの給料をもらっているということは、あなたを雇っている会社はその3倍、4倍を売り上げているんだよ」と言われ、その言葉に思わず息を飲みました。

母親の言葉を機に、自分で事業を始めるという明確な目標が見つかりました。そこでアメリカのビジネスモデルを勉強したいと思い、アメリカへの留学を決意。当時アメリカで流行っていたものや魅力的なビジネスがあれば、片っ端からノートに書き込んでいましたね。ところが、ノートに書いたビジネスは既に日本で事業として成り立っているものばかり。新たにビジネスになりそうなものはありませんでした。

留学中に一番面白かったことは、何だったのだろう。帰国後、そう考えた末に思い至ったのが「シェアハウス」でした。ルームメイトのアメリカ人たちと過ごした“シェアハウスでの日々”が本当に楽しかったんです。それに、「ルームメイトがアメリカ人」って聞くと、カッコよく聞こえるじゃないですか(笑)。それと同じように、外国人の留学生が「日本人と住んでいる」というとやっぱりカッコいいんですよね。そんな空間を日本に作りたい。日本人と外国人が一緒に暮らせる楽しい家を作りたい。私が目指す事業の方向性がより明確になりましたね。

とはいえ、当時は大学3年生で起業資金は持っていません。そんな時に私の目に飛び込んできたのが「学生起業家選手権」のポスターでした。もともと得意だったプレゼンも実って、その大会で優秀賞を受賞。賞金300万円を獲得したのが、大学3年生の10月でした。そして1ヵ月後、賞金を起業資金にして、びーぐっとじゃぱんを立ち上げました。

2017年で創業11年目。おかげさまで売上も伸びており、小学4年生で抱いたホームレスの子どもたちを支援したいという想いも、「国連WFP」に毎月募金するというかたちで実現しています。

株式会社びーぐっとじゃぱん
ポイント

「ニコニコした福沢諭吉がもらえるビジネスをしたい」と笑う伊藤社長。ユニークな語り口調のなかに事業への情熱が感じられました。

「礼節、元気、積極性」を心得ている方々とともに

当社には企業理念、行動指針、基本心得があります。これらは私が当社を経営していくうえで軸となる考え方で、そのうちの基本心得が当社の採用基準になっています。

基本心得で掲げているのは「礼節、元気、積極性」の3つです。

ひとつめの「礼節」とは、威儀を正し、儀礼を尽くすことです。ただし、当社の場合、敬語や礼儀や服装などで礼儀を尽くすのではなく、お客様にとって一番快適でストレスがないように対応することが一番の「礼節」であると考えています。

現在、当社のお客様の7割が外国人の方です。外国人に対応する際、敬語を使ったり、丁寧な言葉で話したりしても、相手に正しく伝わらないことが多くあります。そのため、敬語を使うよりも「どうしたの?」「何があったの?」などのかみ砕いた言葉を使った方が理解されやすいケースが多いです。どんな形であれ言葉は相手に伝わることが大切だと考えています。服装も、不動産といえばスーツでビシッと決めるイメージがあると思いますが、当社にはそのような決まりはありません。もちろん、場合によっては正装も必要になりますが、型にはまることなく柔軟に対応することを重視しています。

ふたつめの「元気」には、“常時前進、元気こそがやる気の源”という想いを込めています。元気があれば誰でもプラス思考になります。しかし、元気がなければその雰囲気は周囲に感染してしまいます。これほど組織に悪影響を及ぼすものはないと思います。

そして、「積極性」です。自分で設定したゴールにアプローチしていくときに大切なことは、ゴールできたか否かの結果ではなく、ゴールに向かって積極的に取り組めたかどうかというプロセスです。ゴールを見据えて積極的に行動し、わからないことがあれば周囲に聞くことが大切だと思います。

以上の「礼節、元気、積極性」を備えた方と一緒に実現したいことが、put a smile in your heart――私たちは私たちに関わるすべての人の笑顔を創造します、という企業理念の実践です。

私は従業員に「笑っているお金をいただくビジネスをしよう」と話しています。入居者の方々に楽しんでいただき、充実した生活の対価としていただくお金を大切にしていきたいと思っています。

株式会社びーぐっとじゃぱん
ポイント

経営の神様こと稲盛和夫氏の私塾「盛和塾」に通っていた伊藤社長。企業理念や行動指針などの設定の大切さを学んだとおっしゃっていました。


ワーク・ライフ バランス向上へ 既婚の女性社員をモデルケースに

当社は、社員の7割が女性です。そのなかには既婚の女性社員もいます。そのような社員を、できれば夕方6時には帰宅させてあげたいと考えています。ただ、当社はベンチャー企業でまだまだ業務が忙しいため、以前は定時で退社することが難しい状況でした。

その状況をなんとかして打破したい。そのような思いもあって、2016年からその女性社員が夕方で帰宅できる仕組みをつくりました。社員たちのワーク・ライフ バランスを向上させるために、まずはその女性社員にモデルケースになってもらうためです。

他にも、社員が働きやすくなる仕組みづくりをさらに進めたいと考えています。基幹システムの導入もその一環です。基幹システムを導入し、仕事のムダを省くことで、業務の作業効率は格段に向上していきますし、現状の課題である残業時間の減少にも良い影響を与えることは明らかです。

前述のとおり、私が追求する事業は、外国人と日本人が一緒に暮らせる楽しい家を日本に作ることです。最近、金銭的な問題で留学できない方が多くいらっしゃると聞きます。当社のシェアハウスの入居者は7割が外国人の留学生です。そのシェアハウスに日本人が住めば、“国内留学”ができます。外国人留学生にとっても、日本人と一緒に暮らすことは良い経験になります。つまり、双方にとってメリットが豊富です。

なので、メンバーには当社が成長することで日本の国際化に寄与していることを意識しながら働いてもらいたいですね。私が理想とするシェアハウスは“ビュッフェ”です。スパゲッティーとハンバーグだけではちょっと物足りませんよね。そこにベトナムの春巻きだったりタイのトムヤムクンだったり、フランス料理やスウェーデンの郷土料理などもあると、バラエティーに富んだメニューになります。ビュッフェのようにシェアハウスで世界中の人と交流できる空間を日本に作っていくことが今後のビジョンです。これからも、日本の国際化を住宅から促進していくために、さまざまな施策を打っていきたいと考えています。

株式会社びーぐっとじゃぱん
ポイント

びーぐっとじゃぱんの社名の由来は「日本、しっかりしろ」。ちなみに、仮名表記にしたのは姓名判断で画数が一番良かったからだそうです。




伊藤 吾多 プロフィール

 
1985年 東京都生まれ
2004年 法政大学第一高等学校卒業
  法政大学経営学部入学
2006年 東京都学生起業家選手権で優秀賞受賞
  株式会社びーぐっとじゃぱん設立
​2008年 法政大学経営学部卒業

シェアハウス事業で日本の国際化を促進
シェアハウス事業など、外国人留学生に日本で住む場所を提供している。外国人と日本人がひとつ屋根の下で暮らせる空間を提供し、日本で“国内留学”できる環境づくりを通じて日本の国際化にも寄与している。

会社概要

設立
2006年11月22日
住所
〒162-0825
東京都新宿区神楽坂3-6-10 ヒルサイド神楽坂2階
資本金
600万円
TEL
03-5206-330
従業員数
10人(2016年5月 現在)
事業内容
■ルームシェア事業
■留学生住宅最適化事業

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